お早うございます。
アメリカでは新大統領の就任式が大々的に行われ、就任直後から100以上に及ぶ大統領令が発布される等、新政権による政策転換がダイナミックに進んでいます。
対外的(外交面)には、経済問題に直結する関税に関する政策変更や安全保障問題に直結する同盟国に対する米軍駐留費用の大幅増額等に注目が集まっていますが、トランプ新政権は「米国第一主義」を旗印に掲げている事もあって、従来の政権より内政に目玉政策の多い政権だと思われます。
前民主党政権が一般的な米国人が考える以上に先進的な政策を採り込んで来たしっぺ返しと見る専門家もいるようで、新政権により「少しだけ振り子が戻る」のかも知れません。
いずれにしても、トランプ新政権を選んだのは米国民の意思であり、その新政権によって次々に「新たな一手」が繰り出されているのを見ると、直接選挙の良い面を観る気がします。実に羨ましい限りです。
ガラガラポンで出た目で、明日の生活環境が変わる可能性がある、そういう制度って面白いし良いですよ、民意が直接反映される事だし、責任は国民が取るって事にもなるんでしょうし。
対して我がニッポンの石破政権は、次年度予算について「令和版 日本列島改造論」を押し出し、地方創生に力を入れた編成を目指しているとのコメントを発表しました。
地方創生は大賛成ですが、ここに来て「日本列島改造論」???
石破総理が政界入りするきっかけと”雑巾がけ”時の師匠に当たる田中角栄元総理に敬意を表したのか、或いは地方中核都市の設置・成長と交通網整備による全国的な国土開発を未来に向けた起爆剤にしたいのか…
戦後復興需要と人口ボーナスがという経済成長の裏付けがあった時代の政策が、少子高齢化に伴う人口減による「総需要減退」期にある現在に果たして合致するのか、何もしないよりはマシだとは思いますが、その結果はどうなるんでしょうね。
地方に人口移転できるようインフラ整備・投資するのは良いとして、公共投資で「ハコモノは作ったけど後は知りません」的対応や「私の仕事はこの予算を使い切る事で…結果責任はとれません」のような公務員的発想は辞めて貰いたいですよね。
ガラガラポンのアメリカと先祖返り政策のニッポン
もちろんニッポンを応援しますけど、良いも悪いも自分たちで「ボス」を選ぶアメリカ…
羨ましいですよねぇ~(笑)
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