お早うございます。
三連休明けのスタートとなりましたが、この連休で成人式等毎年恒例の年始行事が予定通り行われ終わった事もあり、ようやく今週から本格的に仕事が始動するイメージです。
将棋の世界でも、八大タイトルのひとつ「王将戦」が早くもスタート、第一局が藤井王将と永瀬九段の間で始まり、後手番の藤井王将の勝利で開幕戦の決着が着きました。
これから最長第七局が行われる3月まで王将戦が続くのですが、八つのタイトルのうち七つを保持し、前期失陥した叡王戦もトーナメント戦に勝ち残っている藤井七冠の「八冠ロード」が続いています。
藤井七冠の登場と”しのぎを削る”多士多彩の棋士たちの活躍で、将棋連盟の収支は七冠登場前と比べて数億円規模で改善したと言います。
そんな中ですが、今回の王将戦を最後に長く同タイトルを主催していた毎日新聞社とスポーツニッポン社の主催者撤退が決まっているそうで、来期からの主催者は「将棋連盟」となるようです。
王将戦はタイトル料(賞金)が八大タイトル中七番目なのかな、タイトル序列としては後ろの方にありますが、本来は名人戦に次ぐ歴史を持っていますし、タイトル戦も二日制の七番勝負、永世資格も「タイトル保持10期(年)」とタイトル保持5年で得られる他タイトルより永世資格取得条件が厳しいですし、何よりタイトル挑戦権が定員7人の選ばれし棋士によるリーグ戦で決まるキビシイ棋戦ですから、本来はもっと上位にランクされても良い棋戦だと思います。
タイトル戦の格付がタイトル料で決まるのなら「〇〇の王将」さんとかがスポンサーに就いて、賞金を上げてくれるとタイトル戦の序列が「王将戦」に相応しいモノになるのですが…どうなんでしょう?関係者の方興味はありませんかね(笑) (将棋では「王位戦」の主催者が「おーい(王位)お茶の伊藤園さんですからね)
経営が苦しい新聞社に代わって、前述伊藤園(飲料)や叡王戦の不二家(お菓子)、棋王戦のコナミスポーツ(ゲーム)、棋聖戦のヒューリック(不動産)等々、新たなスポンサーによってタイトル戦(プロの将棋)は支えられています。
つまり将棋や棋士を「観てみたい」「応援したい」という、私達のような素人・ファンが支えているようなものです。
これからも直接・間接的にプロ棋士の応援となるような消費行動を取って行く事が、「推し棋士」を応援する自分にとっても励みになる、そんな良好な歯車が今の将棋界を支えているようです。
羨ましい限りです。
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