事業再生の現場から

話を聞くなら製造業の社長の話がオモシロイ!

お早うございます。

暫くブログから遠ざかっていましたが、今朝は久し振りに晴れ間が見えましたので(気分一新)、ブログを開けてみました。

 

昨日の事ですが、ある税理士センセイのご紹介で、某社の社長さんのお話を伺う機会がありました。

工場内設備の製作を生業としている「製造業」の社長さんです。

先様のビジネスモデルを聞かせていただく中、何に付加価値があり、それを如何にして売上(おカネ)に転換して行くのか、私なりに考えを巡らせながらのヒアリングです。

弊社の成り立ちや私達のやって来た事を伝えたうえでの話でしたので、先方の社長さんは銀行屋さんにでも優しく解説するような感じで教えていただけたかと思います!(^^)!

私にとっては理科の授業みたいで、目を白黒なのですが、とてもオモシロイ!

話を聞くなら「製造業の社長」と改めて感じ入った次第です。

 

工場内生産設備の製作が主業だそうですから、クライアント(取引先)企業の設備投資意欲が旺盛な時は、非常に忙しく業績も好調になるそうですが、生産開始から納品・売上回収までの期間が長く、取引銀行さんからの運転資金借り入れが欠かせないのだそうです。

売上・銀行借入残・毎月の約定弁済額等々を聞いて行くと、直前期の決算が赤字を計上する事となり、取引銀行の一部からの資金調達が難しくなって来た、それに関しては弁済条件の「リスケジュール」で対応したいと思うが、住宅ローンを抱えた状態の自宅が気になるとも仰っています。

 

中小企業の融資には、通常の場合、代表取締役(社長の場合が多い)の「連帯保証」を条件とするケースが殆どです。

類に漏れず、この会社の社長さんも会社で借入している融資の全てに「連帯保証」していると言う事でした。

家族にも会社の業績悪化、銀行の貸し渋り情報は伝わっていると言い、“住み慣れた我が家”を何とか守りつつ、お父さんである社長の事業改善を側面からサポートできないか、という機運が盛り上がっているのだそうです。

 

「検討事項」と「望み」は分かりました。

問題は、その解決方法が「合理的」且つ「円滑」に進められるかどうかです。

問題を解決するには、少なくとも〇千万円を超える資金の出し手の協力が不可欠な事案とみました。

でも可能性はあると思います。

本業の方も販売の仕方や回収方法、モノの売上だけでなくサービスの有料化も検討する事で、黒字転換は可能かと…

 

昨日は「ご挨拶」でしたが、また機会があるでしょうか。

 

 



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