経営改善を試みる際に必要と感じるものに『ガバナンス』があります。
『 ガバナンス = 企業の統治力 ≒ 企業の団結力 ≒ 変革を起こす力 』
企業の団結力は、経営陣や幹部社員の力により人を束ねる力ですが、一方で、団結力を優先するあまり、部下側の要望に過度に迎合してしまう事も、別な経営上の問題を引き起こすと言えましょう。
また、経営陣がもっている会社の情報をすべて社員に開示して経営を行うわけではないので、社員の理解を得られづらい事が頻繁に発生するのが会社経営であるのも事実です。
(情報の対称性が図られていない中での人間関係)
優しさと厳しさを両立する難しさを経て、本当の『ガバナンス』を有する組織を実現するのは意外と難しい事かと思います。 しかしながら、いざと言う時は、その力が大変重要になります。
人の上に立つお立場の方は、万人からの支持を得られない事が世の常でありますが、キーとなる部下『2割』程度とはきちんとした信頼関係を築いていく事が重要かと思います。
『 万人からの支持を得られなくとも、2割程度からの支持は必ず取り付けていること』が、会社に変革を起こす際に必要なガバナンスなのかもしれません。
※ 2割の味方をしっかりと準備してからでなくては、正しい理屈での変革であっても、組織の問題により上手くいかないケースが多い。
やはり、ニッパチの法則はガバナンスを考えた時にも働くものだと考えていた夜でした。
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