『連戦連敗』というタイトルの本を2冊読んだ事があります。
その1冊は、世界的に著名な建築家である安藤忠雄氏が書いたもの。
(もう一冊は、日本企業が中国ビジネスに挑む全く別の本です)
その本には、建築の世界は常にコンペにさらされており、あの安藤氏ですら、落選を繰り返しているとの事。
私のような建築業界の素人から見ると、世界的に有名な建築家であっても、そのような厳しいコンペにさらされ、連戦連敗を繰り返している。それでもまた、新たな挑戦をしている。 そんな事は全く知らずにいて、その本を読みとても驚いた記憶があります。(安藤氏ほどの建築家ならコンペでも常勝なのかと思ってました)
なぜ、その本が頭をよぎったかと言うと、冬季オリンピックでの浅田選手を見て…。
才能もあり、継続して努力を重ねた浅田選手ですら、最高の演技を見せて勝負に勝つ事の難しさ。
SP終了後の無念そうな表情は、前回オリンピックの銀メダルの涙よりも、何だか胸に響くものがありました。
そして、安藤忠雄氏の『連戦連敗』を読んだ時の記憶がよぎったのです。
いずれも、『挑戦する事の尊さ』 『結果を出す事の難しさ』 『それでも挑み続ける大切さ』を教えてくれる事に共通点を感じてのものだと思います。
私も凡人なりに頑張って働いてるつもりでおりますが、まだまだ努力が足りない事を痛感します (>_<)
安藤氏の 『連戦連敗』 、なかなか良い本ですよ !!
ちなみに …
日本プロレス界の連戦連敗記録で有名なのは、四天王プロレスの一角をつとめた川田利明選手。 デビュー戦以来、引き分けを挟んだものの205連敗をした事は有名。 しかし、その後の得技となるキックに磨きをかけて以降、メキメキと頭角をあらわし、トップレスラーに登りつめました。
全日本プロレスのレスラーが大量に『ノア』に移籍した際も、全日本プロレスに残り、孤軍奮闘した姿は 『俺だけの王道』と呼ばれ、そのブレない姿が多数のファンに愛されました。 我が栃木県出身の名レスラーです!!
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