新年度のはじまりは、『環境変化』の春ですね。
私の友人、知人といった身近な方々も、進学・就職や人事異動といった環境の変化に直面しており、私自身も身が引き締まるおもいです。
企業が長きにわたり継続していくには、『環境変化への対応』 が必要です。 私も仕事柄、経営者の方には、『恐れずに環境の変化に素早く対応していきましょう!』 などと、格好の良い話をしています。
しかしながら …。 新しい環境へ身を置く時には、誰しもが希望や期待のほかに、『不安や心配』といった気持ちになりますよね。
小心者の私は、芽生えてくる『不安や心配』を『気合』でどうにか乗り切ってきたのかと思っていました。
でも!! 本当は違ったのかもしれない !!
と思い始めています。 先日、2012年の『HAPPY NEWS2012』の記事を読んでそう感じました。
その大賞は、『無音の闇』という記事。 大学入学後に、難病で目が見えず耳も聞こえなくなった栃木県出身の女性に関する記事です。
今まで見えていた光を失い、さらに音までも失う。 過酷すぎる環境の変化で、言葉にできません。
『その環境(無音の闇)にあっても懸命に生きる。 そして、周りにはそれを助ける人がいる。 また、その姿に勇気づけられる人もいる。』
私が『気合で乗り越えてきた』と思っている事は、本当は『気合』でなく、『周りの人の助け』があって乗り越えられたのだと感じました。 (小さな事ですが、つまずいたり転んだりを繰り返してます)
私の仕事は、『周りの人の助け役(その一員)』かと思います。 縁あって出会ったお取引先様と、不安と心配だけに支配される事なく、『希望と期待』をもって一緒に前進していきたいです m(__)m
おっと、環境変化に直面している友人の皆様! 陰ながら応援しております
「選ばれし者の恍惚と不安、二つ我にあり」
(前田日明が新生UWF立ち上げ際のに引用した太宰治の小説中の言葉です)
( 共同通信配信 ↓)
大賞は「無音の闇」読者=ハッピーニュース2012―新聞協会
4月6日の「新聞をヨム日」を前に、日本新聞協会は、読んで幸せを感じた記事と理由を募る「HAPPY NEWS 2012」の受賞者を決めた。今回で9回目。大賞は、2012年12月25日付朝日新聞朝刊の「無音の闇 私のままで」に幸せを感じた南園沙織さん(27)=広島市=が選ばれた。 記事は、大学入学後に難病で目が見えず耳が聞こえなくなった荒美有紀さん(24)が社会に出る決断をし、中学、高校時代の友人に障害を打ち明けるという内容。南園さんは応募理由に「懸命に自分の人生を歩んでいる人がいるという事実が私を幸福感でいっぱいにしてくれている」と書いた。
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