また、プロレス関連の話で恐縮です (事業再生もからみますので!)
老舗プロレス団体である全日本プロレスが、今、揺れに揺れております。
業績不振の影響から、会社の株式を事業再生会社であるスピードパートナーズ社に売却し、新たなオーナーのもと再スタートを切ったはずが ・・・
新オーナーの方針と現場レスラーの軋轢が顕在化し、ファンの支持は現場レスラー側が受けている状態にあります。
これも、プロレスならではの 『アングル』(ストーリー作り)であれば良いのですが、観戦歴 35年の私も見分けがつかない状態にあります。
ジャイアント馬場が設立した同団体も、設立から早40年。 今日に至るまでは、様々な栄枯盛衰が見られました。主力レスラーの引き抜きや独立、ライバル団体との対抗戦など、プロレスは社会の縮図ようであり、会社経営のヒントが多分に含まれていると思います。
今回の事業再生ストーリーも、大きな話題となっており、その対応次第では、今後の結果に大きな差が出てくることは間違いありません。
ただ、事業再生に携わるものとしては ・・・
① 会社はお客様(ファン)のためにあるものであり、ファン不在の内向きな争いは何も生み出さないこと!
② 自分達の 『強み』を忘れてはならないこと!
③ 現場の声を大切にすること!
④ 但し、変革に痛みはつみものであること!
などと感じております。
かつて、『UWF(総合格闘技のはしり)』がもてはやされた時代、社長であった故ジャイアント馬場氏は『独占』というキャッチコピーのポスターを張り出し、時代の流れを逆手にとりました。 そのポスターのコメントは今でもよーく覚えています 😐
↓ ↓ ↓
『 みんなが格闘技にはしるので、私、プロレスを独占させていただきます。』
※ 大衆心理の逆利用!! 掟破りの逆サソリ!
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