事業再生の現場から

農産物の出来はお天気次第…大昔から不変の法則

お早うございます。

先週、離れて暮らす息子二人の家庭に向けて栃木県産「香水(梨)」を送ったところ、嫁・孫どころかペットの豆柴犬も”シャリシャリ”と初秋の味を楽しんでくれたとの事、爺ちゃんとしては満足行く反応でした(^^)/
今年は例年以上に暑い日が多かった事と梅雨の雨量が少なかった事で、梨はとっても甘く出来上がったそうです。

消費する側としたら「甘くてジューシー」な果物は大歓迎ですが、一方農家の立場になって考えると、今年は暖冬で大量発生したカメムシ被害対策や年々勢力が拡大する台風対策で、肉体的精神的にも様々な負担が掛かる等、大変な思いをされての「収穫」時期到来です。

美味しい品物を作って市場に出しているのですから、是非手間・労苦に見合う収入を得ていただきたいと思います。

 

例年「生産調整」が必要な国内産コメについても、「インバウンド」の影響とかで、スーパーで品薄になっていると聞きますが、こちらも早場米の産地に続き、関東各地でも新米の収穫が始まっています。

需要増に対して、こちらも「適正な米価」で農家の収入が増収となるようになって欲しいと思います。

コメは熱帯地方産の原種を寒冷地仕様に品種改良して現在の生産量規模に至っているのですが、最近の猛暑では「コシヒカリ」等の品種は収量が減じたり、品質が劣化したりという問題も出て来ているそうです。

高温化する国内圃場でも安定した数量と食味を維持できる品種改良が進んでいるようですが、それでもやはり「オイシイごはん」を提供するには安定した「天候」が必要だと生産者は仰っいます。

「農産物の出来は…お天気次第だよ。それは大昔から不変の法則でさっ」農業関係者の知人がしみじみと言います。

なるほど、どんなにIT化が進んでも、人間のやってる事は大自然の中ではちっちゃい事なんですよね。

地球の大自然を司る主体(主役)が誰であるかは正直分かりませんが、地球環境によろしくない行為は、そろそろ自省(制)しないとヤバイんじゃないのかなぁ…

 

 

 



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