事業再生の現場から

薄氷ながら…永世王位へ好スタート!!

お早うございます。

昨日 7月7日は七夕という事で、猛暑の中、各地でお祭りを始めとして様々なイベントが行われました。

七夕には、邪気払いの意味を込めて「笹餅」「笹団子」を食べるという習慣がある事を、齢60を超えて昨日初めて知ったのですが、世の中まだまだ知らない事だらけで、改めて「好奇心」や「探求心」が大事な事に気づかされました。

笹の葉は「抗菌性」が強く、笹には「邪気を払う効果がある」と、古くから信じられて来たんだそうです。

 

昨日は、将棋の世界でもタイトル戦「王位戦」第一局の二日目が行われました。

藤井王位(七冠)が渡辺九段に辛勝して、連続五期獲得で手にする「永世王位」に向け好スタートを切りましたが、最終盤まで挑戦者の渡辺九段の優勢が続き、まさに「薄氷の勝利」だったと思います。

盤上での対戦者同士の優劣を示すAI評価は藤井VS渡辺が「1対99」になる時間もあって、勝利を確定する「詰み」まで23手という表示が出現、以降渡辺九段がその手順に従って「詰み」まで18手まで進んだように記憶していますが、次手が「疑問手」でAI評価は一転藤井王位優勢に…

私はPC前(アベマTV)でビール片手に固唾をのんで、その行方を見守っていたのですが…

一旦「詰み筋」を回避してからの藤井王位の着手は正確無比で、以降挑戦者が「投了」するまでは安心して観ていられたのですが、一昨日の対局初日から20時間を超える激闘の結果が、残り10分の攻防で大きく入れ替わる瞬間を何度も観戦でき、感激しました。

七夕のイベントとしては、大満足です!(^^)!

 

叡王戦で失冠した時にも感じられた藤井七冠の終盤戦の「キレ(AI最適手との一致率)」が、1,2年前に比べて鈍っているいるように感じられる点が心配ですが、対戦相手も焦点を絞って研究する中なので、これはある程度仕方無い事では?歴代の大棋士はこういう壁を乗り越えて来た、という解説者(プロ棋士)の言葉を信じて、快進撃を続ける藤井七冠に注目して行きたいと思っています。

さて次戦は、やはり王位戦で第二局…

対局地は北海道になるようです!(^^)!



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