お早うございます。
ゴールデンウイークの合間ですが、弊社は暦通り営業中です。
三連休明けの今日は、宇都宮からのスタートになります。
6:30~始まるオンラインでの異業種交流会を終え、11時に来社されるお客様がお出でになるまでの間に、ブログをアップしようと思います。
たまには、明るいニュースを(笑)
A社は売上金1.5億円程の建築関連業者(特殊建設業)ですが、弊社とは足掛け10年近い取引関係にあります。
2月決算のA社は4月末の決算申告を控え、最終決算案をどうするか?というミーティングを、先週、社長夫妻・顧問税理士と私の四人で行いました。
建築関連の事業という事で、社長の現場経験を基に10数年前、独立開業したA社は、10年以上前に掴んだ不渡手形(取引先の倒産)が原因で資金繰りが回らなくなり、知人を介して弊社の戸を叩いたとの経緯で取引が始まりました。
当時銀行返済は当初からの約定通りに返済している一方、仕入業者(商社)への買掛金が溜まりに溜まり「もうこれ以上は材料を出せません!!」とまで宣言され、それどころか提出を義務付けられた決算書についても、この商社からあれこれ指導を受けていたような状態にありました。
細かく書くと今日中に話が終わらないので(笑)、簡潔に説明しますと、銀行返済を全行(三行)リスケして収益の大半を買掛金弁済に充当した結果、3,000万円以上溜まっていた買掛金を6年で、これも溜まっていた税金・社保料を次の3年で延滞税も含め完済、1年前からは銀行返済も”利益償還”可能な返済額に復帰し「正常化」が図れました。
そして前期は売上も15%アップし、営業利益は1,500万円(営業利益率10.00%)なので、(同率に関しては)上場企業並みの立派な決算です。
経理を担当する奥様から「リンクスさんに出会えたから…」と涙目で声を掛けられ、私も思わずうるっと。
「社長の頑張りで此処まで来れましたね、たぶんこの10年間でA社は8,000万円くらい利益を上げて来ていますよ。暑い日も寒い日も現場で、先頭に立って社長が頑張ったからですよ」
(いずこもそうですが、社長は現場の人なのでなかなか奥様に褒めていただける事がありません…)
担当してくださっている今の税理士さんと出会えたのも、A社が成長軌道に乗れた要因のひとつです。
一つのチームとして各自やる事を明確に、分業制がうまく機能すれば、物事は想定した方向へ順調に向かうものだ、としみじみ思えるほど、A社の再生は上手く行っています。
たまにはこういう話も紹介しとかないと…
倒産話ばかりでは、暗くなっちゃいますもんね(笑)
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