事業再生の現場から

お早うございます。

将棋の八大タイトル「棋王戦 5番勝負」が、昨日2/4開幕しました。

開幕局は富山県魚津市で始まりましたが、ABEMATVでは開始から終局まで生中継を提供してくれていましたので、私も昨日は8:30～18:00(終局後30分後)くらいまで、ほぼずーっとPCの前に陣取っていました。

藤井聡太竜王・名人(全八冠保持者)の活躍で、従来あまり関心が薄かった妙齢の女性層までファンのすそ野が広がっている将棋界なので、同学年の伊藤匠七段の挑戦を受ける今回の棋王戦にも、ファンの熱い視線が注がれているものと思います。

もちろん、私もそのにわかファンのひとりなのですが(笑)

昨日の初戦は「振り駒」の結果、藤井棋王の「先手」となりました。

先手番では滅法強い藤井棋王に対して、昨秋「竜王戦」で四連敗を喫しタイトル獲得がならなかった伊藤七段の作戦は、「負けない将棋に徹する」事だったようです。

お互いの「玉」(王様)が相手陣に入玉となり、持ち駒の点数がそれぞれ24点以上となった事を確認して、両者は「持将棋(じしょうぎ)」=引き分けを認め合い、昨日の対局が終了。

結果、第一局は「引き分け」となり、伊藤七段は次局先手番を0勝0敗のタイスコアで迎える事に成功しました。

対局後のインタビューで「持将棋」は想定していた、と挑戦者は語っています。

得意の先手、作戦はこれも得意形の「角換り腰掛銀」という戦形でしたが、藤井棋王にとっては先勝ならずですから、これは伊藤七段の作戦勝ちと言っても良い結果なのでしょう。

さて棋王戦の次戦は2/24の予定(金沢市)です。

その前に同じくタイトル戦で菅井八段との王将戦第四局が今週2/7～2/8に予定されていますし、週末2/10には朝日杯の準決勝・決勝戦も控えています。

強い人ほど忙しいと言われる将棋界だそうですが、藤井八冠には、過密スケジュールに負けないで、素晴らしいパフォーマンスを見せて欲しいな、と思います(^^)/