5/19㈮の取引時間中に、東京株式市場では日経平均株価が一時30,800円を超え、一昨年(2021年9月)に付けたバブル後最高値 30,796円をあっさり抜いて「バブル後最高値を更新」したようです。
東京株式市場ではこのところの株高が目立っていましたが、「Sell in May」(株は5月に売れ!!)どころか「バスに乗り遅れるな」的な雰囲気が漂っているかのようです。
株式相場が堅調に推移しているのには幾つかの要因があるようですが、外国人投資家が日本株を買っている事で「需給関係」が改善している事が大きいと思います。
米国の著名な投資家バフェット氏が、自身も投資した日本株への投資を推奨している事も、外国人投資家の目が日本に向く事に役立ったのだと思いますが、何より長年デフレに狎れた国内経済や日本社会が再成長のスタート台に立ちつつあるとの認識が拡がったのかな。
適度なインフレと賃上げが、海外からの資源獲得競争力の低下(円安・買い負け)から始まったのは皮肉ですが、賃上げが個人消費を押し上げる効果もあるし、インフレがモノに対する投資を呼び起こし企業業績を上げる原動力になる事も期待できます。
ただ株高が永遠に続く事はありません。
米国では相変わらず金融不安のタネが燻っていますし、度重なる金融引き締め(金利引き上げ)により、企業業績にブレーキが掛かりつつあるようです。
アメリカ経済の後退は、いずれ日本経済にも深刻な影響を与えるでしょう。
そう考えると、今回の株高も年内いっぱい…そんなに持たないのでしょうか…。
誰かこっそりと教えてくれる人は居ない、でしょうねぇ(笑)
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