事業再生の現場から

毎年の事ながら…

業種によっては、毎年或いは定期的な御上への報告作成に一定の時間・パワーを割かれる事業者があると思います。

弊社も御上からお許しをいただいている業務に、宅建業と貸金業とがあります。

宅建業関係の届出・報告等は弊社では佐藤が担当していますが、貸金業に関しては私が担当です。

今回3月年度末を区切りに「マネーロンダリング」関係の報告を当局(金融庁)から求められていまして…。

それが先ほどようやく報告でき、受付まで確認できたので「スッキリ」したところです。あーっ何とか終わって良かったぁ。

今回の報告で「難儀」したのは、従来の紙ベースでの報告に代わって電子申請が条件となっていた事です。

政府(デジタル庁)が旗を振っている行政文書の電子化に沿うよう、許認可をいただいている私達もそこは協力しなければなりません。

まず「gBizID」と言われる政府データ申請システムに乗るため、会社としてのアカウント・担当者としてのアカウントを作成しなければなりません。

アカウント…んっ、なに？ 

個別識別の住所・背番号か？　こんな感じですから、私のレベル…

会社のアカウントは昨年中に作成済ですが、担当者(村上)としての申請は「初」となるので、私のアカウントから作成する必要がありました。

結果としてまる一日以上前の通牒をめくったり前担当に聞いたり、会社IDをいじったり…バタバタした末に何とか電子申請まで行き着き、報告受領のメールまで貰えたという結果になったのです。

gBizIDから各省庁報告システムに入って、金融庁の数ある報告の中から当該報告を抽出するやり方等の利用マニュアル(70頁)を一旦プリント(オジサンはこうなる)したので、SDGs的にはどうなんだ？と思いながらだったのですが、それこそ「な・ん・と・か」なりました(笑)

今回右往左往した事も、たぶん次回までには全部忘れてしまっているだろうし(>_<)

きちんと記録を残して置くつもりですが、まずは「報告完了」を喜びたいと思います！！

夏休みの宿題が「これで終わりだぁー」的な快感に浸ろうと思います、今日一日だけは(笑)