この4月から、(都道府県)中小企業再生支援協議会がその名称を変え、中小企業活性化協議会となりました。
私達も旧再生支援協議会のスタッフの皆さんには日頃から大変お世話になり、仕事で絡むケースも多いのですが、何せ同会が設立された平成15年(2003年)は私も未だ現役の銀行員でしたし、由来20年近くも「支援協」と略称で呼ばせていただいていた組織がいきなり名称変更となったものですから、未だに”しっくり”来ません。
「協議会」と呼べば今までと同じだし…それでよいモノを「活性化協議会?活性協?なんかしっくり来ないな…」
時には「あれっ、再生支援じゃなくて何だっけ?……うーん…」と「活性化」というキーワードが思い出せなくてあたふたする事も(笑)
新生活性化協議会の皆さんに様子を聞くと「何も変わらないよ」と力強い返事が(^^)/
地場・地元で頑張る中小零細企業にとっては、一種の「駆け込み寺」的な機能を残しつつも、コロナ禍で苦しんだ(未だ苦しんでいる)中小企業の金融円滑化支援という「大きな目標」に向かって、日々様々な方面・関係者と調整を続けている機関です。
さて、4月から旧支援協斡旋で進んでいた「コロナリスケ」と呼ばれる金融支援スキームが「収益力改善支援」事業に代わりました。
資金繰りに困った中小企業がメイン行の薦めで活性化協議会に相談し、協議会が取引金融機関との金融支援計画の同意形成を仲立ちするという全体像です。
支援スキームの変更に伴い、協議会への申請書類も若干変化(数量増)となりました。
これが我々にとってはツライところです。
でもこの書式でいうところの「アクションプラン」を全うする事によって、少なからず申請する中小企業の収益力は改善して行く事と思います。
それなら私達の仕事にも意味があります。
申請書類が複雑になった事に恨み節などブツブツ言わないで、前向きに考えて行きたいと思います(笑)
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