前回に続き、米大統領選挙後の展望について…
次期大統領がほぼ決まった事を受け、NY株式市場は元より各国の株式市場で株高が進んでいます。
東京株式市場でも、日経平均株価が1991年以来29年ぶりに25,000円台の値を付け、現在も値上がり中という状況です。
1991年と言うと平成3年ですね、私当時29歳くらいですから、随分と懐かしい記憶です(^^;
不動産の総量規制が始まり不動産関連融資が制限された事で、不動産取引に急ブレーキが掛かったのが平成2年の事でした。
バブル景気をけん引して来た不動産業界の混乱を見透かしたかのように、株価(日経平均株価)は凋落の一途を進み、以降「失われた20年」と後年呼ばれるくらいの長期不況に日本経済は落ちて行きました。
あれから29年…
日経平均株価は25,000円を超えたとは言え、コロナ禍でレジャー・旅行・飲食・アパレル…
様々な業界にアゲインストの風が吹いています。
世評は株価ほど「好景気」感を感じているとは思えず…
好況感を感じない「株高」が進んでいるのが、実態なのかと思われます。
コロナ対策で各国政府が様々な財政出動(各種助成金や補助金、GoToキャンペーン等)を試みている事や、景気対策で各国が金融緩和に臨み、市場に「投資・投機資金」がジャブジャブ流れ込んでいるという事情があるのでしょう。
こういう状況を「流動性相場」と言うようです。
但し「実態経済」と乖離した「流動性相場」であっても、「株安」より「株高」と言うニュースを聞きたいものです(^^;
やっぱり「景気が良いニュース」は世相を明るくするし、消費者の財布の紐も緩くします。
アメリカでは大統領が入れ替わると「ハネムーン期間」と言って、半年程度はマスコミも新政府への批判を避けるという習慣があるようです。
そういった事を想定してのNY株式市場「株高」なんだと思いますが、日経平均も「連れ高」でどこまでも付いて行ければ…( `ー´)ノ
最後は希望的観測です。
投資は自己判断で(笑)
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