事業再生の現場から

ザ・再生の現場から①

お早うございます。

Facebook効果かご祝儀相場なのか分かりませんが、このところHPを覗いてくださる読者が急増!!

という事で(ヒマな事もあり)、ブログを更新しようという意欲(やる気スイッチ)気分は上々です!(^^)!

でっ、たまには仕事の事も書き出そうと思いました。

 

昨日の事ですが、久し振りに県を跨いで取引先との打ち合わせに出掛けて来ました。

言っておきますが「不要不急」とは真逆な「必要不可欠な」越県でした(且つマスク・眼鏡・抗菌ジェル持参)ので、ご容赦ください_(._.)_

取引先から「SOS」が来てその対策のための出張です。

 

詳細はとてもここに書き切れる量とは思えませんので省きますが、掻い摘んで申し上げますと、今回のコロナ対策資金として新規調達できた資金の一部をメイン金融機関に「回収」され、当初「折り返します」と約束された融資が出し渋られて弱った…どうしよう?という内容の相談です。

この会社Aについては、半年前に「再生支援協議会」が入って「金融調整会議」まで漕ぎ着け、取引に参加する全行と信用保証協会を交えた債権者数行(庫・社)が、向こう3年間はA社提出の「経営改善計画」及びその中に含まれる各行返済計画を承認したうえで、全行協調してA社の資金繰りを支えて行きましょうとの「協定」が結ばれている中の出来事でした。

A社長は4月末で期限到来となる手形貸付15,000千円の決済をメイン行であるB行担当者に迫られ「今まで通り、また同額を折り返してくれるだろう。そう約束してくれているし…」と、4月20日過ぎに日本政策金融公庫が「コロナ対策として」融資してくださった”虎の子”の30,000千円の中から15,000千円をB行返済に充てたようなのです。

が、5/20の「支手決済資金」として15,000千円の折り返し融資を申し込んだところ「当行は貴社への資金繰り支援はやぶさかではありませんが、当座決済資金がマイナス(不渡りレベル)になる局面までは融資できません。他行調達した30,000千円の残金がまだあるでしょうし…」と頑なな態度でA社長に接していると言うのです。

 

A社で「事の次第」と「A社の資金繰り状況」、私の見立てによる「B行所業の問題点」を説明、対応策を協議した後にB行に向かいました。

B行にお邪魔すると担当者Cは「資金にお困りの際は、いつでも当行が責任を持って支援します」堂々とした口調で対応されます。

揚げ足を取った訳ではありませんが「いつでも責任を持って支援してくださると仰るなら、15,000千円の当座貸越枠を作っていただくと言うのはどうですか? 極度(枠)の範囲内でA社が考えて出し入れできますから、それをお願いしますよ」と、私から軽いジャブ攻撃(笑)

ここから火ぶたが切って落とされたのですが…

長くなりますので、この続きは次回という事に_(._.)_

 



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