GWも明け、今日から弊社は通常モードの勤務に戻ります。
とは言え、地元栃木県下も罹患者数は低位安定しているものの「緊急事態宣言」の下、週明け11日までは多くの事業者に「営業自粛」要請を行っている事もありますので、今週いっぱいは”なるべく他者との接触を避けつつ”今できる事をして行こうと思っています。
さて、連休明けの東京株式市場は連休前に続いて「続落」で始まりました。
3月~4月にかけて日経平均株価は乱高下を続け、結局20,000円を割る水準まで下がっているのですが、現在は再び日経平均20,000円を試す動きと言えるのでしょうか…
この記事を書いている段階で日経平均株価は19,550円前後で推移しています。(前日比▲60円くらい)
5月は3月に決算を迎える多くの上場企業が決算を公表する月です。
GW明けから5/10過ぎに掛けてが決算(報告書)リリースの山場となるのが通例ですが、今年はどうなんでしょう?
4月新年度に入って大きく動いた資産、例えば売掛金や商品・製品などの在庫(棚卸資産)、保有する上場企業の株式等の価値が大きく変動した場合には、決算期以降の「後発事象」と言って、会計監査人が上場企業の有価証券報告書に注記したりする必要があるかどうか等をチェックして来ます。
4月に先物取引で「マイナス」となった原油等を在庫に持つ石油元売り各社や、コロナ騒ぎで大きく値を崩した銘柄を持つ上場企業の担当部署・担当者は、4月から決算発表までピリピリした雰囲気の中で多忙な日々を送っていたであろうと思います。
そんな思いで漕ぎ着けた3月決算に、また市場が反応する訳です。
上場会社のツラい所ですよね。
かと言って非上場会社が「楽」かと言うと、そうでもありません。
非上場会社は上場会社と比べ、自己資本や手元資金が脆弱である事は否めません。
今回のコロナ騒動のように「企業の体力」を試されるような場面になると、一般的に自己資本が厚く世間的にも信用度が高い(つまり銀行などから見ても融資先として安心して見える先)上場会社は、事業継続に必要な「運転資金」を調達する手段に富んでいると言えます。
ここは大きなメリットです。
信用は資本なり…です。
さて中小企業・事業者への資金繰り支援策として、各種「融資」や「助成金」「補助金」を巡った申請受付や審査・資金交付が、また今日から再開されます。
弊社の仕事も山積みです。
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