お早うございます。
今朝も宇都宮の事務所からです。
「今朝も…」と言うのは、外出自粛を自分に言い聞かせ…(と言いつつ、ちょこちょこ出歩いてはいますが)、少なくとも今月8日以降は電車に乗る事も無く…
他人との接触機会を大幅に自制しているつもりです(笑)
クルマで移動できる北関東(栃木)圏内だからと言って、安心はできません。ウィルスは目に見えないし、何処に潜んでいるのか皆目見当も着きません(*_*;
なるべく人との接触を避けて、遠隔地から連絡だけは絶やさずに…との形で当面我慢するしかないと思います。
特に緊急事態宣言の期間中は…(この間、仮に仕事であっても、万一感染でもしたら周囲から何を言われるか分かりませんものね)
新型コロナウィルスの影響によって売上が減少している中小零細企業の資金繰りを応援するため、政府系金融機関である日本政策金融公庫や民間金融機関・都道府県信用保証協会の関係者諸氏も医療従事者に負けないくらい、多忙且つ重要な業務を担っていただいている事を折に触れてこのブログでも紹介して来ましたが、ここに来て「公庫に融資を申し込んだが断られた」とか「信用保証協会がうんと言ってくれないので新規融資は取り上げできない」と銀行から突き放された(のでどうしたら良い?)、という相談が幾つか耳に届くようになって来ました。
従来から「借入過多」「リスケ支援中」「債務超過」等々の問題があって、通常ベースで新規融資を申し込もうと思っても金融機関のハードルが高く借入申込を諦めていた中小企業経営者が、感染症拡大の経済への影響を抑え込もうとする政府の「金融政策」に乗って、金融機関の窓口を叩いている事によるものだと思われます。
弊社の取引先でも、上記のように従来ベースの審査基準では「新規融資」は見込めなかったであろうレンジの事業者が、相当な確率で「新規融資」に漕ぎ着けていますので、それなりに各金融機関は「コロナの影響を皆で乗り切ろう」という大きな趣旨に賛同・努力しているものと私は見ています。
がっ、その一方で「融資はあくまで融資です。助成金では無いので返済して貰う必要があるので、当然審査は返して貰えるかどうかを基準にみています」等、担当者からキビシイ指摘を受け帰路に着かざるを得なかったとの話もお聞きします。
知人を介して「実際のところ公庫から融資が断られた」とか、「成功している例と自分とこの実例とは何がどう違うんだろうか?」とか電話口で聞かれるのですが、それらの経営者に共通して感じるのは「今回は政府肝いりだから簡単に融資してくれるのだろう」と腹の底で思いつつ、金融機関の担当者と接点を持っているのでは?という点です。
「融資はあくまで融資ですよ」担当者と面談時に、この言葉を言わせてはダメなんですね。
そう言わせないように、事前に準備を怠らないようにしないと…
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