事業再生の現場から

小野瀬フーズの倒産を悲しく受け止め…

新年早々「倒産関連」の話で恐縮ですし、しかもニュースとなったのがちょうど1週間前で、もう既に破綻直後の動揺もマイナスの波及効果も収まったであろうに、私が蒸し返す事も無かろうに…と思われる方もいらっしゃると思います。

それなのに、敢えてここで「小野瀬水産」「小野瀬フーズ」の話題を取り上げるのには、理由があります。

その① 小野瀬フーズ(小野瀬水産)は、茨城県筑西市(旧下館市)を本社とする会社ですが、私達家族が長くお世話になった小山市に「すし勢」「かつ萬」などのグループで成る飲食広場を経営し、その飲食広場が銀行の家族寮や息子たちが通う幼稚園から目と鼻の先にある距離にあったため、良く利用していた事にあります。

その② ①と近しい理由ですが、息子の同級生のお母さんがここでパート勤務していた縁もあって、ミニバスケの打ち上げパーティや親同士の「ノミニュケーション」にも、頻繁に利用させて頂いていた事。

その③ 水産会社の飲食部門がやっている回転寿司(すし勢)との触れ込みで、確かにネタの一つ一つが大きくその割にお値段もリーズナブルで、お肉嫌い・お魚好きの私としては「〇気寿司」や「〇ッパ寿司」なんか問題じゃないくらい、当時愛用・御用達のお店だったからです。

私は平成 5年から14年までの 9年間小山市に住んでいましたが、一番くらい馴染みのある外食店でした…

 

私にとっては、特に「すし勢」に愛着を感じていましたが、とうとう経営が傾き、今回の事態になってしまいました。

帝国データバンクその他の信用情報会社記事によると、先代社長が病に倒れその奥様が経営を引き継いでいたそうですが、経営が難しくなってからも相当期間が経っているとの事でした。

飲食店経営に様々な「逆風」が吹いたこの20年ですが、愛着があるお店や会社が閉まると言うのは、結構ショックなものです。

仮に弊社に相談が来ていたとしても…

経営破綻は避けられなかったのかなぁ…

同社グループ破産の記事は、とても悲しいものでした(>_<)



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