今更ながら…
台風19号の被害全貌が心配される中、去る13日に行われた対スコットランド戦。
後半戦序盤まで、4トライを挙げた日本代表に、観客の多くは…TVの前の私達は誰もが「勝った!やったベスト8だ。日本やるじゃないか、強いぞ!」と思った筈でした。
でもここからが、本番でした。
欧州古豪の本当の力を見せつけられるシーンが続いたのです。
「本気になった」古豪は、立て続けに2トライを挙げ、決勝トーナメント進出に向けて「執念」を見せます。
後半20分過ぎからの両チームの攻防は、まさに目を見張るモノでした。
波のように迫りくる連続攻撃にダブルタックル(突進する相手の上下に二人でタックルする)で対抗、倒れてもすぐに立ち上がり再びタックル、また起き上がってタックル…
そして結果的には28-21のスコアになってからの20数分は、お互いに攻守を入れ替えての激しい肉弾戦が続き、スコアが動くことはありませんでした。
オフェンス(攻撃)では、倒されてもすぐに起き上がり、チームのボール保持する選手のサポートのため体を張ります。
ディフェンス(守備)でも、巨漢選手がスピードに乗る前に、足元&ボールをめがけての攻撃的なタックルを繰り返します。
倒れても倒れても、立ち上がってはチームのために体を張ってタックルを繰り返す選手たち…
愚直に思えるその繰り返しに目頭が熱くなります。
終了間際にはゴールライン前でスコットランドからボールを奪い、ボールを連続して保持すべくFWはサイド攻撃を繰り返しラック(LucK)を維持します。
相手の大型FWは「死に物狂い」でラックに飛び込み、ボール奪取を図ろうとしますが、日本チームはBKもラックに入ってボールを保持し続けます。
BKは本来、FWが得意とする集団戦には参加しないのに…です。
本気になった“意地のぶつかり合い”でした(涙)
そして観客席からは、歓喜の瞬間に向けたカウントダウンが始まりました…。
今大会で日本代表が見せた最高のパフォーマンスだったと思います。
次戦、南アフリカ戦も激しい闘いが待っていると思います。
熱い闘いを見られる事を強く願いつつ、このスコットランド戦を何度もビデオで繰り返し見る私です。
次戦も楽しみにしています!(^^)!
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