お早うございます。
注目の新元号は「令和(れいわ)」に決まりました。
古典・万葉集に由来する選択だったそうで、新元号決定の過程・事情が詳らかになって行く中で、書店で万葉集を求める人たちが増えているそうです。
また車のナンバーで「08」(レイワ)が認められるのか、とかがネット上で話題になっていたりと、元号が改まり皇位が継承されて行く具体的な動きが始まったことで、国民意識も徐々に熱気を帯びて来ている感じがしています。
是非、国内消費が盛り上がってくれると良いのですが…
今月末から続くGW、特に今年はカレンダー上も10連休になるということで、その間の経済活動を含む国民生活が一定の制限を受けることを心配する経営者の声を最近良く聞きます。
思い切って企業活動を諦め10連休を採る会社もあれば、製造業等で従業員給与に「日給月給」制を採用する会社などでは社員側から経営者に「GW中も働かせて貰いたい」と直訴され、10連休に及び腰の社長さんもいます。
「どうしたもんかね…」
「ひと月の1/3が休みじゃあねぇ、10日も休んだら休み明けは現場も混乱しちゃうだろうし、2~3日は出て貰おうかな」
中小企業の中には、GW中も工場を稼働する予定の会社もあるようです。(決断の背景には様々な事情があります)
更にはこんな話も聞きます。
「営業日数が10日も削られちゃったら売上がそれだけ減るだろう、でも給料とか出る経費は通常通りな訳だから、これが堪えるよ。しかも5月は自動車税やら労働保険料支払やら、何かとモノ要りの月。うちの場合、決算で消費税も5月末支払があるからキツイ。6月以降の資金繰りにしわ寄せが行くのは必至で、その辺り政府にも考えて貰いたいんだけどなぁ、まぁセンス無いよね日本政府は…。こんな事やってんの日本だけでしょ、世界の孤児になっちゃうんじゃないの? まさに「魔の10日間」だよ…」某社長さんの嘆きです。
サラリーマンにとっては久々の朗報も、経営者にとっては何ともツライ時間のようです、今年の連休は。
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