Xmasが過ぎて、今朝は、早くも店先に門松を飾っている事業所を横目に見ながら出勤して来ました。
「もう6日寝ると~お正月~♪」になりました、早いものです、1年が経つのは。
年末で私たちがウキウキ・バタバタしているのを横目に、株式市場が不穏な動きを見せています。
昨日の東京株式市場では、日経平均株価が前日比1,000円以上も下げて20,000円の大台を割り込み、19,000円台を覗う水準まで売り込まれました。
米国政界の混乱や米中貿易摩擦、米金利の引き上げ等々、株式相場急落の要因はいずれもアメリカにあるという意見が多いようです。
昔から、アメリカがくしゃみをすると日本が風邪をひくとか、アメリカが風邪をひくと日本は肺炎になるとか言いますが、良くも悪くもアメリカ経済の影響下にある日本経済の脆弱さは、簡単には是正できません。
円安の恩恵で大企業は空前の好決算が続いていましたが、アメリカの金利先上げには頭打ち感もあるようであり、来年以降円ドル相場が「円高」に振れると見ているエコノミストも多くいるようです。
輸出企業の採算悪化に伴い、国内中小企業の業績悪化が心配です。
心配な事と言えば、日銀が所有するETF(上場投信)やGPIF(年金事業団)が保有する株式の含み損がどれだけ拡大しているのか…心配です。
例えば日銀ですが、2018年9月末時点で日銀が保有するETFの残高は29兆円でした。
3月時点での保有残高は24兆円だったらしいので、半年で5兆円程度買い入れ額を増やしたようです。
とすれば、現在(2018年12月の時点)の保有残高が30兆円を超えていても不思議ではないと思いますが、問題は投資(取得)した金額に対しての現在価値(価格)がどうなっているか、です。
日経平均株価は今年の高値 24,000円余から昨日時点で 19,000円余と約20%も下落しています。
極端な話、30兆円の20%と言ったら6兆円です。
株式相場の急落で6兆円もの資産が吹っ飛んだとしたら…
GPIFに至っては、投資金額自体が日銀ETFの比では無いので、“推して知るべし”です(>_<)
損害額は恐ろしい事になっている事でしょう…
それって結局は、日本国民が背負うことになる「損害」になっちゃうんですよね。
投資判断「優劣」の結果、ダメな事になっても責任の所在は曖昧且つ緩くて…
こんな事をいつまでも続けていちゃ不味いと思うんですけどねぇ。
それはそうと、確かに「変化はチャンス」ですが、もうそろそろ収まって貰いたいものです。
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