事業再生の現場から

お早うございます。

今朝も渋谷のハロウィーン騒ぎを伝える報道が続いています。

もう晩秋の“風物詩”に定着した感のあるハロウィーン騒ぎですが、日本人って“熱し易くて冷めやすい”国民性なんでしょうか…。この数年で益々悪ノリ感が増しているような気がします…

さて、「何かとお騒がせが続く」と言えば金融業界もそうです。

スルガ銀行の不動産関連融資問題は、多くの人々が知る事になりましたが、今度は信用金庫業界にも飛び火したようです。

東京西北部を地盤とする大手信用金庫・西武信金にも、不動産に絡む不正融資が散見されているとの報道が数日前にありました。

まだ自庫の監査段階での見解のようですが、今後、財務局や金融庁本庁の“聞き取り”や“入検”などが行われれば、徐々に全容が明らかにされると思われます。

どうやら西武信金もスルガ同様、会社を挙げて「不動産融資に積極的に取り組んで来た信用金庫」として、不動産業界では有名だったとも報道されています。

私の担当先にも西武信金さんにお世話になっている会社があります。

確かに信金さんとしては、結構な金額を融資して貰っています。

しかも、某メガバンクからの借入を西武信金が「全額肩代わり」してメインに躍り出た、という取引経緯を持っています。

西武信金に対する外部の目が厳しくなって来ると、従来“円滑に”推移していた取引関係が、外圧によってギクシャクしたものになり兼ねません(>_<)

今回の報道…ちょっと心配しています(((^^;