先日、不在郵便物を受け取るため、宇都宮東郵便局へ出向いた時のこと…
書留便を受け取り、宇都宮駅東通り(鬼怒通り)経由で事務所に戻ろうとした時、国道4号線沿いの大きな建物全体に、解体工事用と思われる工事用フェンスが掛っているのを見つけました。
それは、旧トーヨーボールの建物でした。
栃木県内で生まれ育った40代以上の世代なら、今更説明も要らないと思いますが、国道4号線沿いに屹立するトーヨーボールは、JR宇都宮駅からも歩いて10分足らずの位置にあり、私達が中高生の頃には、いつ行っても「大賑わい」のボーリング場でした。
それがこの10年くらい前でしょうか? 突然施設が閉鎖されたのでした。
経営不振が原因だったのだと思いますが、それならそれで「早期売却」や「跡地の再開発」等の動きがあっても良かったのに… 今の今になるまで、殆ど再利用に繋がりそうな動きもないまま、10年近い日々が経って行ったのでした。
いったい全体、トーヨーボールに何があったのだろう?
好奇心が芽生えました、私、得意の野次馬根性発揮です(笑)
事務所に戻って、興味本位で不動産の登記簿謄本を上げてみました。
すると…大体の事が分かりました。
トーヨーボールを経営する会社と融資をしていた銀行、その経営会社からボーリング場を買い取った不動産会社との関係や人的背景等々も…
なぜ不動産会社が、誰も手を着けなかった同物件に触手を伸ばしたのか? 人的背景を推し測ると理解できたような気がします。
いずれにしても、好立地のロケーションに「廃墟跡」みたいな建物が放置されていると言う事は、良い事ではありません。
取得した事業者によって、「廃墟後」が人々の集う「ランドマーク」的場所に生まれ変われば…と期待しています。
うちの近所なので…
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