ホント久し振りに裁判所の競売開札に立ち会って来ました。
不動産や金融業界に関係ない人であれば、おそらく一生出くわさないであろう「不動産競売」の開札ですが、今回知人の断っての希望あり、同席して来ました。
事情があって、同行した知人の物件に「競売申立」があったのが、約半年前…
御子息に競売入札して貰って上手く落札できたら、住宅ローンを組んで、そのまま不動産を維持しようと考えたのですが、相談に行った銀行ローン窓口はNOの返事でした。
「息子さんの属性(勤務先・年収等)は文句無なのですが、競売入札前提となると本部稟議なんです…」と消極的な回答です。
「一旦(不動産)業者に落札して貰ってから、“任意売買”でやって貰えるとローンが通しやすいんですよね」とアドバイスを頂戴した事もあり、お願いできる不動産屋さんを見つけて今日に至ったのでした。
結果は……!?
見事、最高入札額で「競落」できました。
開札会場で「執行官」が、案件毎に入札書を取り纏める作業を見つめながら、(当該物件に入札した)ライバル数を目測します。
「うーんっ社長、4件くらいですね…」小さい声で私が囁きます。
同席を願い出た知人は緊張のあまり声が出ません。
「続いて平成oo年(ケ)第ooo号の入札結果を読み上げます」進行役の執行官の声が、静まり返った会場に響きます。
次々に読み上げられて行く、入札金額と入札者の氏名…
徐々に入札金額が騰がって行きますが、まだ知人が指定した金額までは到達しません。
残り2札になりました…
緊張の時です。
「続いての金額は〇〇〇円です、入札者は××…」
金額を聞いた瞬間、自らがお願いして入札した金額に至らなかった事が分かりました。
私と知人はがっちり握手!(^^)! ホッとした瞬間です。
いや~ぁ久々に緊張しました
無事、知人社長の再取得に向けた歯車が動き出しました。
良かった、良かった!!
今日はお家で、奥さまと美味しいオチャケが待ってる事でしょう!(^^)!
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