事業再生の現場から

資金調達に四苦八苦…

金融問題を解決するサポートを生業としている弊社ですが、今日は新規資金調達のため、新しいパートナー捜しを目的として、金融機関の担当者とお話する機会を得ました。

お客様の資金調達のお手伝いでは無く、今回資金を必要としているのは、弊社なのですがね…(笑)

 

取引先からの要請で、社長の御自宅を弊社が一旦買い上げ、ご子息が力を着けるまでの間、家賃を支払って住み続けていただく、という案件です。

長くコンサル報酬を頂戴した取引先であり、ご子息も事業会社を経営中ではありますが、自身或いは経営会社が直接お父さん所有の自宅を購入するには時期尚早のようで、その間弊社の力がお役に立てば…との気持ちですが、物件を買い取るには自己資金だけでは到底足りません。

 

そこで物件(中古住宅)購入資金として、融資をお願いできる金融機関を見つけなければならなくなりました。

現在弊社を相手に融資して頂けている金融機関は2社ですが、1社は「限度いっぱい」もう1社は「金融業がね…」と共に積極的な返事が得られそうにありません(ToT)

 

私達も「その部分」を怠って来たことを今回深く反省しましたが、良い機会ですので、他の金融機関が弊社をどう評価してくれるのか、また他金融機関の情報提供を含めた金融サービスがどういうものなのか見てみたいと、無謀にも他金融機関の窓口を叩いてみようと思いつきました。

でも銀行融資窓口へ“のこのこ”出かけて行っても「一見客」と言う事で、体よくあしらわれるだけです(この辺りの機微は同じことを経験して来ているので分かっちゃうんです(笑))

 

初めての金融機関窓口を叩くには、有力な「紹介者」を介するのが有効です。

今回は、再生劇を経て今や年間一億円近い利益を稼ぐ会社になり、金融機関が取引を求めて列を成す会社に変貌したA社のB氏からC行とD行を紹介していただきましたm(_ _)m

 

激しい貸出競争が続く金融業界では、「新規貸出先」獲得のメリットは計り知れません。

金利収入の見込める資産増加が直接的なメリットですが、弊社の業態を熟慮すれば、弊社の裏側には資金需要があり返済能力があるにも拘わらず、経営開示が遅れていたり、経営実態が見ずらいため資金提供ができ難い中小企業がいっぱい隠れている事に気づく筈です。

弊社にとっても自社の「資金調達」に留まらず、自社のPR、クライアントの資金調達窓口の充実等々新たな金融窓口を開けるメリットは大きいのです。

そんな訳で、今日はホント久し振りに自社のプレゼンをしました。

 

新たなパートナーが出現する事に期待しています(笑)

 

 

 



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