事業再生の現場から

相場の行方は相場に聞け!?トランプ相場の行方

いったい誰が今の株式市場の活況を予想しただろう?

日本時間9日、トランプ候補が米大統領選に当選確実の流れがTV中継で流されるや否や、東京株式市場は「総悲観」の様相を呈し、日経平均株価は一時1,000円以上も値下がりした。

続くアジア市場や欧州市場でも「この先世界経済がどうなるか分からない」と、株価は各国で売られる流れを続けていたが、NY株式市場では先物相場が一時1,000ドル以上値下がりしたものの徐々に値を切り替えし、その後は一転、「強いアメリカ」を創出するための壮大な内需刺激策が早々に実現するのではないかと、株高・ドル高の流れが続いている。

東京株式市場も、ドル高(円安)が進んだ事で輸出企業を中心に買戻が進み、10日は日経平均株価は1,000円以上値上がり、翌11日今週に入って昨日と、3日続けて値上がりが続いている。

ご祝儀相場がそうそう続く筈がないと、カラ売りから入ってみたけれど、今回も順張りが正しいのかしら…(涙)

 

選挙結果が出る前は、「トランプ候補が万万が一でも勝利する事になれば、円相場は一気に100円を割って猛烈な円高となり、日本企業は大打撃を受け、景気後退が始まる…」と言ってた識者が居たけど、全く逆の結果になっとるぞーっ。

「相場のことは相場に聞け!」という格言があるけど、何がどうなって今の活況があるのか、明確に説明できる人なんかいないのだろう。結果を分析することはできても、市場参加者が今後どんな思惑で、どんな行動に出るのか、或いは明日世界をどんなニュースが駆け巡るのかさえ分からないのだから。

そんだけ「投資」は難しいって事でしょうか?

 

トランプ相場がいつまで続くのか、はたまたドタバタ劇で世界中が振り回される日が来るのか、神のみぞ知る… でも1か月も保たないような…

 

 



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