昨日の東京株式市場・日経平均株価は、1,000円以上も値上がりし16,000円台を回復して終えました。
先週半ばから終盤に掛けて、為替は1$=110円台を着け「100円台突破も目前に…」という絶望的な雰囲気の中、日経平均株価は下落を続けました。年初には19,000円を維持していた日経平均株価(もっと言うと12月20日前後では20,000円くらいしてましたから)は、実に1.5か月で25%も下落したことになります。
年初に紹介したように「申ははしゃぐ」と言って、相場の世界で「申年」は大変動のある年回りだと言い伝えられているそうですが、それにしても今年の乱高下振りは、些か行き過ぎなのでは…。
世界経済の先行きを悲観させるニュースが年初から多かったことが、今回の乱高下の原因なのだとは思いますが、それに乗じて荒稼ぎするヘッジファンドの稼ぎっぷりはスゴイですね(((^^;)
昨日の急騰も「売り方」の買戻しだけじゃなくて、次に来る「暴落」の呼び水(撒き餌と言うべきなのだろうか)にならなければ良いけど…。
尤も、相場を動かしているのが、「申年の格言」を知っている黒い目の外人さんなのか、青い目の外人さんなのか、そんなことは知りませんがね。
確実に言えることは、円高=株安に振れると言うこと。
円高も一服しての戻り相場が、これからも続くとはとても思えないのです。
円は110円を割って、105円を目指して行くのでは…。
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