事業再生の現場から

富士は日本一の山③

予想外の3日目…(ホントは2日で完結の予定が)

富士山頂上の火口を周回する「お鉢めぐり」を体験して、日本最高峰・富士山剣ヶ峰(3,776m)も登頂、いよいよ下山の時を迎えました。

時刻は6:40

ガイドさんの案内で、ここから約5時間かけて、バスの待機する吉田口5合目へ戻らなければなりません。

雲海が湧き出す絶景を下に見ながら、お鉢めぐりを体験した20数名が下山を開始します。(お鉢めぐりを希望しなかった10数名はもう一人のガイドさんと先に下山中です)

「体力に自信の無い方、疲れて来た方は前の方に、私の直ぐ後ろに着いてくださーい!足に自信のある方はスミマセンが、後ろの方から前を歩く人を励ましてくだーさい!!」ガイドさんから声が掛ります。

滑る足元に何度もバランスを崩しながらも、何とかガイドさんの後ろについて下山するヤマトモGT婦人部のふたり、わが妻とゆーこりん。

1時間ほど下って、8合目の休憩所からは、自由行動になりました。

11時30分を目標に各自・各グループが自由行動で、5合目の集合場所を目指すのです。

ガイドさんは遅れが心配なご婦人をフォローすべく、私達の10分以上後ろを歩いています。

ヤマトモGTの4人は、5合目に向けて順調に歩を進めますが、自由行動になって30分経った頃から婦人部の様子が激変します。

連続する下り傾斜に膝が酷使され、痛みを訴え出し明らかに減速し始めたのです。

減速どころか、立ち止まる回数が増え、1時間もしないうちに、とうとうツアー客の最後尾を拝することになってしまいました。

下りに足を出すたびに苦痛に顔をゆがめるふたりを励ましながらの下山で、私も同期のWも超スローペースに、バス出発時間が気になって仕方ありません。

7合目の山小屋で膝にテーピングを施し、何とか6合目付近まで下山しましたが、その辺りになると先行していたツアー客の何人かが、やはり超スローペースで道端に休憩しています。

「過積載」は我が婦人部だけでは無かったようです(笑)

6合目になると、下山を断念した登山客が馬を利用できます。

私は内心「馬に乗ってくれたら、バスにも楽勝に間に合うし、何より一生笑いネタとして使えるな」と思っていたのですが、結局は二人とも最後の根性を見せてギリギリ12:00チョイ前に集合場所に到着。

12:20のバス出発に間に合う事ができました!(^^)!

その代わりお昼ご飯を食べてる時間はないので、昼メシ抜きです(笑)

ぜーぜーはーはー言ってましたから、そんな食欲なんてないのかと思っていたら、帰りのバスで「お腹が減ったから」と、立ち寄ったSAでパンを買い込み、ガツガツ喰っていたのに唖然としていました。

私は水分を取り過ぎたせいか、高山病の名残か、気分がすぐれず食欲が湧きません。

女子は強いのです!!

 

 

 

 

 

 



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