ギリシャ問題に大きな区切りが着きそうです。
欧州(EU)からギリシャ政府に突き付けられていた財政緊縮策の是非を問う同国の国民投票の結果が、“受け入れ拒否”多数になったと報道がなされています。
今日の外国為替・株式市場は、動揺して始まるでしょう。
投票前の報道では、賛否拮抗、もしかすると「良識派」が国民投票を制するとの見方も出ていただけに、その反動が懸念されます。
但し動揺は長く続かないかも知れません。
問題はギリシャの財政そのものより、スペインやポルトガル等財政再建に取り組むEU諸国に、この問題が波及するかどうかです。
PIGSと言いましたっけ? ポルトガル、イタリア(アイスランドも含む)、ギリシャ、スペインなど財政問題を抱える南欧諸国をこう呼んで、ドイツなどの経済優等国は警戒していたようです。
ただギリシャを除く国々の国情や国債利回りは、今のところ安定しているようであり、直ちにギリシャ問題が他国に飛び火する可能性はそう高くないと思います。
むしろ、ギリシャに対する「次の措置」へ向けて(負の連鎖を遮断する)前向きの議論が始まる可能性があり、そうなると長く懸念が続いた欧州の財政問題が「終息」に向かうことも考えられます。
まっとにかく国民投票の結果がでましたので、今後の展開を待ちましょう。
それより「なでしこジャパン」の健闘を期待しましょう!!
仮に実力的には米国に勝利する可能性が10%であっても、サッカーでは何が起きるか分かりません。
彼女たちの活躍に日本中が刺激されることを願って、出掛けて来ます!(^^)!
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