事業再生の現場から

何があったの? 雅秀殿②

昨日の事ですが、新聞広告に何気に目を通していたら、注目の雅秀殿から「宇都宮本店閉鎖のお知らせ」が入っていることに気づきました。

どうやら駅東の雅秀殿は、来年1月末を持って“店じまい”となるようです。

同社を巡っては、事業譲渡による営業継続の報が大々的に地元新聞に掲載されたこともあって、その動向に多くの人が関心を寄せているようです。

新聞記事では、事業の受け皿となる「オペレーション会社」2社への“引き継ぎ”が上手く行った旨書かれていましたが、金融機関の猛反発もあったように聞こえていたので、例えば宇都宮駅東の壮麗な物件が担保に入っていた場合、その使用が何処まで認められるのか、私も関心を持って見ていました。

1月末で店舗閉鎖ということを公にしたと言うことは、店舗は外部に売却(担保処分?)されると見るのが、普通でしょうか…。

オペレーション会社が企図した同社を巡っての再生劇には、金融機関との調整不調による店舗処分も当然視野に入っていたことなのでしょうけど、雅秀殿と言えば「あぁーっ、あそこね!! あの立派な建物の…」とも言うべき「象徴」たる店舗だけに、今後の再生の行方に暗い影を落としそうです。

今後の動向にも、注目しています。

 

 

 



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