事業再生の現場から

メガ盗難…

滋賀県を中心に、太陽光発電所から送電用ケーブルを盗み出す被害が相次いでいると、今朝のニュースで見ました。

被害は数か所に及び、被害総額も3,000万円を超えるものなのだそうです。

送電用ケーブルの中に使われている銅線目的のようですが、無人&監視カメラの整備も「そこそこ」の太陽光発電所が大半らしいので、今後も犯罪が続くのでは?と締められていました。

発電が止まっている夜間、ケーブルの束を「ブチッ」と切断、数十メートル分を盗んで行くのですから、人の目にも付きそうなものですが…。

人家から離れた施設が、特に狙われているのかも知れません。

鉄スクラップ価格が高い時は、廃線の鉄道用レールやマンホールの蓋、アルミ地金の価格が高い時は、公園や駐車場の防柵などの窃盗の被害が報じられましたが、今度は銅線です。

しかも稼働中の発電所の施設を狙った犯罪ですから、何かやりきれない気がします。

ここまでやるかよ…

 

ところで、太陽光発電所といえば、九州電力以外に東京電力管内でも、新規申請の受付を停止しているとも聞きます。

申請は通ったものの、実際に開発や設備投資をしない「権利取り」案件の締め出しに、電力会社は躍起になっているようです。

電力買取価格が高い「権利」を持っていると、高値で転売、膨大な利益が見込めると、「先を読んだ」業者やブローカー達が暗躍しているやに聞きます。

高い電気料を負担するのは利用者ですが、現在の電力独占状態が続けば、消費者にその選択権はありません。(法人の大口需要者は、選択できるようですが)

否応なしに、開発コスト増も被されることになるのでしょう。

事業を行って利益を上げようとするのは自由ですが、こういう類のコスト増による負担増があるとすれば、そんなの御免です!!

冒頭の「ドロボー」などは、論外ですが。

 

 

 

 



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