ニューヨーク株式市場の急落を受けて、本日の東京株式市場も下落しそうな雰囲気です。
NYは5日連続の下落、昨夜は一時前日比400ドル以上も値を下げたようです。
東京市場も、9月末決算を過ぎてから下落の一途を辿っていて、日経平均株価は今月に入って1,000円以上値下がりしています。
世界経済の減速懸念やエボラ出血熱騒動など、複数の要素が指摘されていますが、110円に迫る勢いだった為替相場も105円台へと、円高に振れて来ました。
日本の景気指数も、あまり良い数字が上がって来ません。
消費支出が、思うように伸びていないようです。
金融緩和→円安誘導→企業業績回復→所得向上→消費拡大→税収拡大
アベノミクスの描いていた経済戦略に「懐疑的な」見方をする先生方が、ここに来て「完全否定」に回り、「消費税引き上げなんてとんでもない!!」的な主張がスポットライトを浴びだしました。
以前にも紹介した通り、事業継続を諦める中小企業も増えているようです。
株式相場は「景気の先行指数」と言われますが、今のジェットコースターのような相場が、近未来の日本の景気を映し出すものなのか、少し心配です。
山高ければ谷深し…
株式相場の混乱は、どこまで続くのやら…。
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