驚嘆のシナリオでしょうか?
先週都内を移動中、電車の中刷り広告を何気なしに見ていたら、某週刊誌で「総選挙・当落予想!?」なる記事が目に飛び込んで来ました。
「えっ、まだ2年経ってないでしょ?」
私はひとり“突っ込んで”ましたが(笑)、飛び込んで来た「当落予想」の脇に小っちゃい字が見えます。
「安部総理の北朝鮮電撃訪問で、日本人拉致被害者が数名帰国する! その勢いでもって総選挙を勝利し、長期政権の足掛かりを掴む」シナリオなんだそうです。
まさに「驚愕のシナリオ」です!!
週刊誌ネタですから事の真偽はともかくとしても、「火の無い所に煙は立たない」の言い伝え通り、全くのデマではないのかも知れません。こんなシナリオが首相官邸付近にあるのかも知れないし、反主流派をけん制するために、わざと情報を流しているのかも知れません。
普通に考えれば、衆議院で絶対多数を持つ自民・公明両与党は、あと2年以上も政権運営できる筈ですし、経済運営も政権交代以来無難にこなしている安部政権に「死角」は無い筈です。残る任期を全うする事だけを考えれば、衆議院解散など考えないと思われるのですが、安部総理の志はもっと違うところにあるのかも知れません。
政策を実現して行くためには、自分の考えに賛同する同志(与党)が必要ですし、もっと言うと、政権(権力)を維持して行くためには、強いリーダーシップ(求心力)も不可欠です。
選挙という試練を乗り越えるために、党本部総裁としての安部首相・政権の顔たる安部総理の求心力は強まるでしょう。
選挙に自信のない候補者であればあるほど、党の人気者や弁論上手に頼らざるを得ません。
それらを差配するキーマンに逆らえる訳がありません。
そういえば「女性官僚の採用割合を30%以上に」とか、最近やたら女性の社会進出を後押しするような発言も目立ちます。
選挙向けに女性票の取り込みを期待しての事、と言い切るのは考えすぎでしょうか?
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