昨日(1/21)、今年の本屋大賞ノミネート作品が10作発表になりました。
本屋大賞とは、全国の本屋・書店に勤務する店員(従業員)さん達が「是非お客様に読んでいただきたい・お薦めしたい本」という趣旨で選出する賞だそうで、昨年の受賞作品は、今や“飛ぶ鳥を落とす”勢いの感のある人気作家・百田尚樹氏の「海賊とよばれた男」でした。
かつての本屋大賞受賞作には、映画化やTVドラマ化された作品も多く、「謎解きはディナーのあとで」(東川篤哉著)や「天地明察」(冲方丁著)なども、受賞を前後として映画化までされ大ブレークしました。
百田尚樹氏も本屋大賞受賞作品ではないものの、「永遠の0(ゼロ)」が映画化され、映画も大ヒット、書籍も大ベストセラー確実だそうですから、本屋大賞の影響力たるや相当なモノのようです。
出版の世界では文芸春秋社が主催する「芥川賞」と「直木賞」が超有名でブランド化されていますが、ノミネート作品の売れ具合や大賞作品のジャンプアップ度から推し、今や「芥川賞」「直木賞」に迫る、若しくは凌駕する勢いのあるやに思われる(個人的な感想です)本屋大賞ですが、世間様の評価はどうなのでしょうか?
本屋大賞にこれだけ注目が集まるのも、多少出版業界のお家事情があるような気もいたしますがネ。
今年のノミネート作品10作に関して言えば、私が読んだことのある作品は、「村上海賊の娘」・和田竜著ただ一冊。
(直木賞とダブルノミネートされる作品もあるようですが、私は残念ながら、まだ手にしておりません)
戦国時代に瀬戸内海を荒らしまわった、村上水軍の史実に基づいた作品です。
織田方による大坂本願寺攻めで、織田vs毛利の争いに巻き込まれる小さいながらも剛強さを誇った豪族村上氏が、戦国の世を如何に生き抜いて行ったか…。(娘というキーワードで大体の想像着いちゃいますかネ(笑))
「村上」で応援してるのですが、「海賊」繋がりで、このまま大賞に輝いて欲しいと思ってますよ♪
さてさて、今回大賞を射止めるのはどの作品になるのか?
注目の発表は、4月8日だそうです!(^^)!
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