事業再生の現場から

カジノ議連

先々週の事ですが、色んな人との出会いがあって、40年振りに国会議事堂へ行って来ました。

衆議院議員会館から地下道を歩くこと3分。

あっと言う間に「赤じゅうたん」の国会です。

引率頂いた衆議院議員T先生が要所を通過するたび、警備員の皆様は直立不動で「敬礼」。で当の代議士は軽~く右手を挙げて「どうも~」ですから、そりゃぁ国会議員の先生、3日やったら辞められないって言うけど、あの話はホントですね(笑)

ウィークディでしたので、小学生の見学者(遠足か社会科見学でしょうね)もたくさん、日本版NSC(国家安全保障局)採決の間近だったようで、それに関連する委員会とかも行なわれているようでした。

国会議員と言えば「カジノ議連」なるものがあるそうです。

東京五輪開催を機に、東京の湾岸地域に主に観光客誘致を目的とした「カジノ施設」設置を目論んでいるのですね。

先達てもある新聞にカジノ解禁に関するアンケート調査結果が載っていましたが、その調査ではカジノ賛成派は30数%、反対派は50%弱でほぼ半数がカジノには反対だと結論付けられていました。

何事も新しくコトを始めようとすると「反対」意見が出るのは当たり前ですが、因みに反対の理由を見ると「治安の悪化」がダントツ1位だったと思います。

賭け事の会場を政府が公認する訳ですから「利権」に絡む反社会的組織(暴力団やマフィア)が跋扈したり、賭金を欲しがったり或いは擦ったりした末に凶悪犯罪に手を染める者が出るのではないかと、結構想像性豊かな反対理由です。

対する賛成派は、「外国人観光客が増える」とか「税収が増える」とかの理由を前面に押し出している印象です。

因みに韓国やシンガポール等カジノ施設で先行する国は、自国民のカジノ利用に一定の制限を設けているそうで、カジノ設置の目的は「裕福な外国人からの搾取(言葉は悪いですが…)」を目的にしているようです。

昔から「呑む、打つ、買う」と言いますが、特に男性は賭け事で身を崩すパターンも多いでしょうし気を付けなければなりませんが、湾岸エリアにカジノができればそりゃぁ私だって行ってみたくなりますから、多くの日本男児は「生唾を呑みこみながら」この議論を見守っているんだと思います。

ただ推進役で賭博の元締めたる東京都知事が政治資金の問題で叩かれてますので、どうなって行くのか。

この問題からも目が離せませんよ(笑)

 



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