事業再生の現場から

女性の登用

お早うございます。

今週に入って暑さも一息、今日も宇都宮は曇り空です。

夏休みに入った子供たちには気の毒ですが、年々進行する猛暑・熱波と対峙しなければならないオッサンの身としては、この暑さの中休み…、とても有り難いものです。(空が曇っていても湿気があるからか、充分暑さを感じてますから(笑))

昨日の私は、取引先Z社が取引先金融団をお招きして「業績説明会」を開催しましたので、その会議にオブザーバーとして出席して来ました。

Z社は「再生支援協議会」に再生計画を持ち込み、協議会支援案件として「金融支援」を決めて頂いた経緯があり、計画に対する実績や将来的な業績見通し等に対するモニタリングを実施している取引先でもあります。

出席されたのは、地元金融機関を代表するメイン・準メイン行の外、政府系金融機関の2行、それに県中小企業再生支援協議会からお二人と結構な人数です。

金融機関ですから、数年単位で転勤や係替による担当替が起きる事がありますが、昨日の「業績説明会」では新顔がやはりお二人。

共に政府系金融機関の担当者ですが、お二人とも「女性」担当者でした。

近年女性の企業内での活躍が目立って来ましたが、銀行業務の中でも“再生支援”や“不良債権回収”などの「債権(者)管理」業務を担当するのは男性職員が多く、この分野の仕事で女性担当者に出くわすのはレアケースです。

賢くて細やかな気配りができる女性職員は、銀行業界労働者の約半数を占めているものと思われます。

預金窓口や後方処理、(内外国)為替業務、ローン受付・相談など女性が居ないと銀行業務は回りません。

ただ融資業務の中でも、時間の不規則性や出張頻度、利害関係人との調整で要求される体力や度胸などなかなか女性には向き難い仕事もあるように思いますが、それが「債権管理」業務です。

取引先主催の今回の会議などまさに債権管理業務そのものですが、両社ともお若い女性担当者でしたのでちょっと驚いたのでした。

「これからは女性の能力を思いっきり引き出せる企業じゃないと生き残っていけないよ」Z社長は仰います。

その通りだと思います。

女性労働力の活用で、消費と社会観念を刺激する!

厳しい言い方ですが、それは男も女も「男だから…」とか「女だから…」という言い訳を捨てる所から始まるのかも知れませんね。

さあ、今日も頑張って仕事しよ!

 

 

 

 



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