事業再生の現場から

地熱発電

お早うございます。

一昨日関東地方の梅雨が明けたそうで、今朝も「ピーカン」天気で痛いくらいの太陽光線…。

私の腕も日に日に“焦げつつある”昨今です。

参議院選挙が始まりました。

候補者の意気込みは別として、序盤から自民・公明両党の優勢が報じられ“イマイチ”盛り上がりに掛ける印象を持っています。

自民党政権に変わって経済見通しが強気になりつつある気がしているので、ここで与党に批判票を入れ難い感じがするのでしょうか。

前回総選挙の時に「原発(原子力発電所)反対!」で臨んだ“日本未来の党”が、関係者の努力も空しくあっけなく大敗した記憶を引きずっているのか、今回の参議院選挙で「原発反対!」の声は大きな争点にはなっていないようです。

私は現時点では「原発再稼働」は必要だと思っています。

が、将来に渡ってずーっとOKかと言うと、それはNO!

個人的には「地熱発電」の普及スピードを上げて頂戴よ!と、政治家のセンセイにはお願いしたいと思っているのですが…。

太陽光発電や風力発電設備の設置が急がれたり、潮流発電の研究が進んだりと「化石燃料」や「原子力エネルギー」依存体質からの脱却を官民挙げて推進しているようですが、どうして「地熱発電」の実用化案件が進んでいると報道が無いのでしょうか?

日本は地殻(プレート)の集積地でプレート同士が沈み込んだりせり上がったりと、地殻変動が起きやすい地盤のうえに国土があります。

地震や火山活動が多い所以です。

原発に変わる石油・石炭や天然ガスを地下から掘り上げ(吸い上げ)て、化石燃料を燃やすことで生じる二酸化炭素を大気中に放出し、自らの住環境を貶めて行くやり方を続けるより、今ある天然資源を活用してエネルギー化する方が合理的だと思うのです。

技術的に問題はあるのだと思いますが「必要は成功の母」と言います。

困難が大きければ大きいほど「遣り甲斐」も「付加価値」も大きい筈。

東日本大震災時の原発事故以来、大半の原発が止まり、火力発電用天然ガスの輸入が大量に増え日本の貿易収支は数年前に比べ大きく減少(大赤字)しています。

こういうのを決断して実行して行くのが政治だと思うのですが…。



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