事業再生の現場から

こちらもリスケ…

お早うございます。

宇都宮は生憎の雨です。

昨日は上野で呑んで来ました、眠いです(ToT)

雨を理由に今朝はウォーキングもサボりましたが、ホントは布団にしがみついていたかったから…。

でも若者と対等に飲める機会は、私くらいの歳になってはそうそうありません。

サラリーマン辞めて良かったぁ、と思います。起業バンザイと言った処ですね(笑)

さて、昨日に続き今日も条件変更「リスケ」に纏わる話です。

大企業業績や株価は「アベノミクス効果」で持ち直していますが、中小企業にとっては円高修正が原材料費や運賃等のサービス価格の上昇に繋がり、コスト増=利益減という経営上のマイナス効果となって顕れて来ているようです。

業種はちょっと言えませんが、先日お会いした中小企業の社長さんも「このまま(銀行への)返済を続けるべきかどうか」を真剣に考えていました。

条件変更をお願いしたのは3年前。リーマンショック時の需要減で売上は往時の6分の1程度に激減、金融債務弁済をほぼゼロの状態で利息だけを支払い続け、またこの夏にリスケ期限の到来を迎えるというのです。

社長さんが聞きたいことは「銀行返済を止めた場合、自分(会社)はどうなってしまうのか?」という事と「銀行への返済が止まった状態でも事業継続が可能なのか?その方法はどうすれば良いのか?」という点です。

金融機関とのパイプというか財務政策は、企業経営にとって大切な事ですが「Must」ではありません。(と私は思います)

借金しないでも(事業経営を)やっていければ良いのですから。

この社長さん達とは2時間くらいミーティングをさせて頂きましたが、潜在的に(ホンネの部分では)こんな事を考えている経営者も多いのだろうと思いました。

確かに多額の設備投資等資金が必要な業種は、財務面での強力なパートナーが居ないと経営としてはつらいものがあると思います。

ただ小資本でできる業種やアイディア等で勝負できる事業ならば、「経済合理性」第一で考えても誰も批判できないのではないでしょうか?

ちょっと強引ですか?「我田引水」と言われちゃいますかね(笑)

リスケは問題の先送りにしか過ぎませんが、いよいよ「決断」を迫られる局面が近づいているような気がします。

 



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