事業再生の現場から

第三極の苦闘

お早うございます。

今日からまた1週間が始まりますが、昨夜は東京都議選の開票速報をやっていたせいかTVは朝から「政治ネタ」のオンパレード。

しかも自民・公明両党が候補者全員当選の圧勝、改選前第1党民主党の惨敗までは良いとして(民主党は都議会第4勢力に後退)、次は第3勢力共産党の話題かな?と思っていると、どの局も次のネタは「自公圧勝、維新は惨敗」に関心あるようで「維新の会」にスポット。

今回都議選初参戦となった「日本維新の会」は、石原・橋下共同代表の両ツートップともキャラが“立っている”個性派という事や、直前の「舌禍事件」「内輪もめ」等々報道陣を惹きつける魅力に溢れているようで、選挙の悪い結果が寧ろマスコミに取り上げられ他党に比べて「露出度」が際立っている印象です。

皮肉なものです。

7月の参議院選挙もこのツートップ体制で行くようですが、選挙が終わったら「旬は過ぎた」と云うことも現実になろうかと…。

もう一方の第三極(こちらの代表は元々うちが第三極の本家・本元だと仰いますが)、みんなの党は比較的善戦したという評価のようです。

ただ勢力からすれば、第三極と言うにはオコガマシイ程の小世帯。

維新の会との選挙協力を巡っての党内勢力争いも露呈し、参議院選挙の結果次第ではこちらも分裂し兼ねないのでは?との見方も。

与党自民・公明が巨大化し、第三極として都民の期待を背負う気構えは充分あっても、実力・信用に乏しく結果が伴わなかった、と云うのが今回の選挙結果でしょうか。

結果といえば、コンフェデ杯1次リーグ全敗で敗退が決まったサッカー日本代表。

3:30に起きて万全の体制で試合を観戦しましたが、後半は完全に疲労によるスタミナ切れを露呈しメキシコに完敗でした。

めったにない国際大会で、強豪国がひしめく欧州・南米の両陣営に属さないサッカー界の「第三極」を見極める大会でもあったと思いますが、日本がメキシコに完敗したことで、アジア勢は北中米・アフリカ勢を現時点で上回って無い事がハッキリしました。

「世界を驚かせたい」アジア勢、殊に日本ですが、選手たちがプロ化して好きな競技で生活できるようになった事は喜ばしい事として、サッカー人気を定着化して行くには「代表チーム」が国際大会で結果を残せない現状を打破する必要があると思います。

ブラジルではW杯でベスト8を逃すと、帰国した選手達は空港で国民から「腐った卵」が投げつけられると言います。(今はどうか分かりませんが、30年くらい前はこんな事言ってましたよ)

苦境・逆境をバネに成長した姿を見せてください!

次は、取り敢えず東アジア選手権ですが…。



コメント

  1. 山田の案山子 より:

    政治に関して言えば
    恐らく夏の参議院選挙に自公が大勝すれば
    自公の最後の花道になりかねません
    平成に入って国民の政治意識はマスコミに左右されますが
    総じて公平な見方をしているのではないでしょうか
    片方に偏らず平衡を目指しているように思います
    好事魔多しなのかもしれませんね
    次回は民主党頑張って欲しいものです

    • 村上 浩 より:

      山田の案山子様

       私はノンポリなので詳しくは分かりませんが、
      民主主義を標榜している以上、政権交代可能な
      「選択肢」が無くなってしまうことを同じように
      危惧しています。
       現政権が必要以上に国民の視線を気にしているのも
      前政権の体たらくが「反面教師」になっている事ですから。
      そういう意味で対抗軸はいつの時代でも育てて行く必要有と
      思っています。

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