「口は災いの元(もと)」とでも言いますか、橋下徹大阪市長の「従軍慰安婦」を巡る発言にマスコミが噛みついています。
日経新聞(25.05.15付春秋)でも「それを言っちゃーおしめーよぉ」と寅さん風に仕立てたコメントが…。
発言内容も「全体を通して聞いてみる」と橋下市長が仰りたい内容は理解できますが、マスコミは“視聴率”とか“購買数”とかを考えければならないので、オモシロ可笑しく“フォーカス”したがりますから、“好機到来”とばかりに各社・各メディア街頭インタビュー等で「世論を味方に」激しく攻め立てます。
“有名税”とでも言えば良いのでしょうか、少々過剰に反応しているようにも思えます。
そりゃぁ「政治家」としては?という観点で言ったら、不快に思う人達がいると思われる以上「適切な発言」とは思われないし「政治家としての資質」を疑われても仕方ない(中には「コメントにも値しない!」とバッサリの政治家もいましたが)内容だとは思いますが、たかだか野党党首のひとりで政府の一員でもない地方首長さんの発言を、全国誌や全国チャンネルTV等の大マスコミがこれほど取り上げ“大騒ぎ”するほどの問題か?等と私は不埒な感想を持ってしまいました。
当の本人は想定以上の反響に驚いたのでしょうか、昨日はツィッターを駆使して発言の趣旨を“発信”し続けていたようです。
それにしても橋下市長の「発信力」には驚きました。
まさに「時代の寵児」ですね、彼は。
良いにつけ悪いにつけ「話題の主」であり続けることは、「政治家」にとって大変な「資質」であると思います。
政治家なんて「人気稼業」だから「芸能人」と一緒、「旬を過ぎると人から忘れ去られて、はいそれまーでーよぉ」とは誰が言った言葉か(笑)
「風俗は法律で認められた…」と法律論で周りを煙に撒き収束できるのか、過去の「失言」経験をまた生かせるのか、橋下市長の手腕に注目です。
言いたいことを「ズバスバ」言う政治家が一人くらい居ても悪くないな、と思うのは私だけでしょうかねぇ。
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