事業再生の現場から

珠に事務所にいると…

年に何回も無い事ですが、昨日は一日中事務所でお留守番をしてました。

勿論ただ“ぼーっ”としていた訳ではなく、取引先から「至急」扱いでお願いされた改善計画の修正版を作る作業をしてたのです。

零細企業ですから、パートの香川さんが銀行へお遣いに出ている間は、電話番もしなきゃなりません。

「お電話有難うございます、株式会社リンクスです!」

僅か1時間でしたが、私が取った電話は4本。

結構(電話って)掛って来るもんですね(^o^)

そのうち2本は担当者への連絡で、無論事務所には私しか居ませんから「申し訳ありません、携帯へ直接連絡して頂いて結構です」とソツの無い対応。

残りは、投資の勧誘と出版の勧誘です。

「もしもし、○○の××と申しますが社長様はおいででしょうか?」←零細企業の場合は、何につけても「社長様」と来ますね。

「はい、なんでしょうか?」

「不動産が騰がっております、投資用のマンションが今なら割安でお求めになれますよ♪ 社長様だけへの提案です!」←そんな儲かる話なら自分で買いなよ。

「全く興味ありません、もう電話はして来ないで!」結構きつく言っちゃいました。だって必至こいて計画の数字とにらめっこしていたのに、中断させられちゃったんですからね。

最後は出版の勧誘でした。

「もしもし△△出版(結構大手っぽい)の■■と申します。社長様はおいででしょうか?」

「はいはいっなんでしょう?」

「社長TV(当社の佐藤が出演:HPに貼り付けてあるものです)を見させて頂いて、御社の活動&社長様の信念に感服しました! 是非わが社でその想いを出版化できないかと…。」

「出版って自費出版ですか?」と私。

「はいっ、一定の費用を見て頂いたうえでの出版になります」

「出版は考えてますが、自費出版は考えてませんよ」←ちょっと強気に出ちゃいましたかね(笑)

「事業再生は、今ホットなテーマだと思います。全面的に弊社の方で…」

「取り敢えず今のところは考えていませんので…」

結構な内容の電話が続くものだ…。

ウイークデイに事務所にいるのも「野次馬」としては、結構面白い事があるものです。

珠には留守番を買って出ようかな、と思う今日の戯言でした。チャンチャン!

 

 



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