事業再生の現場から

中国考③

先週末、取引先Z社様に誘われ、宇都宮の街に呑みに出る事になりました。

美味しいお刺身などの肴で、4人掛のテーブルはいっぱいになり、とても楽しい時間を過ごさせて頂きましたm(_ _)m

イニシャル等を入れちゃうと、直ぐにバレちゃうので、“お互いの名誉のため” Z社で行きますね♪

二次会は、Z社幹部の行きつけの「中国パブ」。

特に風俗的な所作も無く、普通の飲み屋さんなのですが、看板に偽りなく、接待して頂ける女性は皆さん中国出身の方々との事でした。

中国も広い国ですから、「ご出身は中国のどちら?」と尋ねますと、「私とあの娘は○○市、でっ、あの娘とあっちに座っている娘は××市です」

さすがに中国は大国です。 ○○市のある東北部と××市の南部との交通手段は飛行機でも5時間くらい掛かるそうです。

聞くと、食べ物も南北で相当違うらしく、北部は小麦(麺や饅頭)、南部は米飯中心なのだとか。

かと言ってお米は“チャーハン”にして食べるのではなく、殆どが日本と同じように炊飯した白米が主食との事です。

とても流暢な日本語です。

来日して日が浅い娘さんでも、日中は“漢字”で通じますからとても有り難い。

中には「欧陽菲菲(オーヤンフィーフィー古っ)」さんバリの話し方をする“魅力的な”方もいらして、カラオケは謳うわ、談笑して盛り上がるわ、とても楽しかったです。

実は、私には聞きたかった事が…。

「皆さんは中国共産党をどう思っているの?」

最も日本語が上手(日本語学校で勉強して来日したのだそうです)な娘さんが、「私達は自分の意思表示をする場が無い」と仰いました。

選挙も報道もインターネットも全てが「官製」で、国民(人民)の“ホンネ”が知りたければ、盗聴器の無い密室とか、国外とかでしか本当の意見や気持ちは言えないと思う、とも。

軍統制や治安担当秘密警察の暗躍等、時代錯誤の感はありますが、中国では未だ「現実」なのだそうです。

民族や宗教、風俗・価値観の違う国民を「五星紅旗」の下で強引に統制している以上、先軍主義で行かざるを得ないのでしょうが、民衆の反発が心配です。

内乱を避ける為に、外部に共通の敵を創り、敢えて緊張感を高める遣り方は、内政に問題ある政府の取る“常套手段”。

尖閣問題や南沙諸島問題等で、軍事衝突の当事者に日本が巻き込まれない事を切に願う、今日この頃です。

夜の日中友好は今後も続くのか? Z社様次第ですかね(笑)

 



コメント

※コメントは承認制となっております。承認されるまで表示されませんのでご了承ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です