「2012ジャパンケーキショー東京」チョコレート菓子部門で優勝したパティシエ経営の会社が事業停止となり、「破産申請」に追い込まれた、との報道がありました。
㈲ファクトリーナカタ(兵庫県川西市)と云う会社だそうです。
経営者(社長)の中田浩氏は、上記の大会以外にも数々のコンクール入賞歴を誇る業界の超有名人だそうで、まさに「スイーツ王」と呼ぶに相応しい、経歴をお持ちなのだそうです。
俗に「仕事と経営は別モノ」と言いますが、経営者は超有名パティシエにして、次々に店舗を出店、デパートのイベント時には引っ張りダコと、周りから見れば「順風満帆」過ぎるくらいに見えたと思いますが、経営者の派手な活躍に比べて、足元の体力は“脆弱すぎた”のでしょうか…。
まぁ、仮に破産(経営者個人も含む)となった場合でも、中田氏には“創造性&スゴ腕”が残るのですから、ぜひ“再チャレンジ”して、再び世の中の皆さんの為に“カッコ良く&美味しい”スイーツを創り出して頂きたいと思います。
破産=人生の終り、ではないのですからね。
寧ろ「再チャレンジ」の為の“出発点”と考えるべきで、有為な人材がいつまでも「経済合理性」に適(かなわ)ない債務の“虜”とされるのは、他人事とは言え、やっぱり気になる処ですから。
私達の事務所に「相談」に来られる方の一部には、「やはり破産しなければダメですかね?」といきなり切り出される経営者もいらっしゃいます。
多分、顧問弁護士や街の「法律相談」等で法律専門家の意見を聞いたうえで、それでも「破産」を潔しとせず、「何か他に方法はないか?」と考えた末に、私どもに辿り着いた、パターンなのでしょう。
「破産(免責)も一つの方法だと思いますが、その前に、やるべき事をまだやっていらっしゃらないのではないですか?」
だいたい、こんな感じで相談者とのお話が始まって行きます。
「やるべき事」、それをまず明確にしましょう!
破産するかどうかは、その後考えれば良いことです。
中田氏の場合も、当然そういう全ての可能性と選択肢を検討した結果の「決断」なのでしょうから、周りがとやかく言う事はありません。
でも「決断」をしようと思っている人がいるなら、私どもにアクセスして頂きたいと思います。
お役に立てる事がある、と思います!
それでは、また…。
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