事業再生の現場から

給油所サバイバル

先週、営業車を入れ替えましたが、取引先までの移動は順調です。

アイドリングストップ機能と言うんですか、信号待ち等でブレーキを踏むと、エンジンが自動的に停止します。

それでまたブレーキペダルを離すと、自動的にエンジンが始動する仕組みになっています。

最初は正直違和感を感じましたが、1週間も乗っているうちに随分慣れました♪

それになんと言っても“燃費が良い!”のが、すっごい嬉しいです。

スイフト君に乗っている時の燃費は、たぶん平均して15~16㎞/Lくらいだったと思われるガソリン消費量が、今度のノート君は20㎞/Lくらい行くんじゃないかと思うくらい、ガソリンの減り具合がゆっくりなのです。

地球環境に優しい事ですし、何より会社の経費削減にはなるし、嬉しい事ばっかりです。

ハイブリッド車や低燃費ガソリン車、はたまた電気自動車や燃料電池車の開発等、昨今は基本的に“環境対策”の一環として、二酸化炭素(CO2)排出量を低減させる技術開発や社会実験が流行っている一方で、対極に置かれた給油所(ガソリンスタンド)の撤退や販売会社の廃業、M&Aが盛んになって来ているようです。

「日本経済新聞」の特集記事にもありましたが、都市部や地方という括りに関係無く、ガソリン需要の急減で経営的に苦しくなっている給油所は全国に拡がっていると思います。

日々車を使って営業している私達も「○○町の交差点の所にあったガソリンスタンド…、いつの間にか無くなっちゃった」とか「ガソリンスタンドを取り壊してると思ってたら、コンビニができたよ、便利になるなぁ、良かったぁ。」とか、ガソリンスタンドの興亡を目にする機会が多いような気がします。

技術の進歩によって、市場が消失してしまう産業がある事は歴史が証明する処ですが、都心部や幹線道路沿いに広いスペースを有する給油所は、電気自動車や燃料電池車が行き来する未来都市になっても、基本燃料(電気や水素?)供給基地として必要不可欠な施設なのでしょうね。

ひとつの社会インフラですよね。

今、各地で、その囲い込みが(水面下で)いろいろ行われているようです。

交通手段が未熟な地方では、やはりなんと言っても車は“住民の足”です。

経営的には大変だと思いますが、給油所を運営される皆さま、“エコカーの波”に押される事なく頑張ってくださいm(_ _)m

 

 



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