M&Aの極意
ある会社社長、8年ほど前に後継者問題を期に「M&A」を決意した。
その会社、決意以前は「普通の会社」だったそうだ。
しかし、それではM&Aは成功は覚束ない。
そこでその社長、5年間をかけて「良い会社」を作っていった。
結果昨年M&Aは成功し、ハッピーリタイヤとなったのだが。
何故「良い会社」でなければM&Aは成功しないか。
売り手は高く売りたいし、買い手はより以上に「収益」を得たい。
そして従業員にとっても「M&A後」に将来が開けなくてはならない。
そう考えると「良い会社」となっていなければ「すべてのステークホルダー」を満足させることが出来ない、
ということにその社長は気が付いた。
決意後その社長、一生懸命「内部」「外部」「財務」の見直しを行い、
改善改革を繰り返し、
ついには最高収益を得るまでに会社を成長させたのだそうだ。
そこまで聞いて納得。
M&Aには極意などない。
ひたすら「経営改善」を行い「良い会社」を作れば良いのだ。
それはすなわち「経営」の一言に尽きる。
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