風評
福島原発問題では風評被害も出ているとのこと。
情報がないことは恐ろしいことだが、
情報に翻弄されるもの困ったものだ。
弊社のクライアントは「風評に泣く」ことが多い。
その風評、
第3者のふりをして聞いてみると、まさに無責任なものが多い。
内情を知っているものから見れば、
ほとんどは
①まったくあり得ないもの
②まあ、少しは当たっているもの
の二通りである。
例えば手形を振り出していない会社の「不渡の噂」とか、
借入金も対して大きくない会社の「銀行管理の噂」など。
しかし内情内実を知る者から見れば、
全くあり得そうもない話を聞かされても否定も出来ず、そうかといって訂正も出来ず、
ソース(情報源)のわからない情報を聞かされてうんざりすることも多い。
近頃はそれがネット上で起きていることもあり、
また今まで以上に面倒なことになっている。
人は「噂好き」である。
それこそ「他人事」は蜜の味なのだろう。
しかし、時として「その対象」となる人や会社を思いやって欲しいと思う時もある。
噂や風評の本人がその「噂」を聞いた時のことを。
誰でも「根も葉もない自分の噂」など聞きたくないもの。
そんな思いやりがあれば、無責任は噂などできなくなるだろうに・・・
こんな災害の時でも、人には日々仕事がありそれを全うすることが求められている。
だからこそ、そんな無駄なことに労力や時間を費やさないで欲しい。
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