雇用
仕事柄いつも頭から離れない問題として「雇用」がある。
そして、誤解を招くかもしれないが、私はリストラ賛成派である。
会社はよく「船」に例えられる。
定員10人の船に15人乗っているとすれば、船はやがて沈む。
15人が遭難しないためには5人を船から降ろさなければならない。
さて船から降ろされた5人はどうするだろうか?
広い海を一人で泳ぎ、別の船まで辿りつくか、
あるいは自ら船を作って航海を続けるか。
どちらにしても今までの「居心地の良さ」からは遠く離れた世界を経験せざるを得ない。
しかし良く考えてみれば「今まで居心地が良すぎた」のではないだろうか。
「居心地が良い」ということは、船にとって、あまり役に立っていなかったのでは?
言い換えれば、本当に自らの船を守るために「利益」を上げていなかったのではないだろうか。
もし「働き」が船にとって重要かつ不可欠であれば、
船長は「下船」を命じることはなかっただろう。
船長が下船を命じたということは、何かしらの問題があったのだ。
海には鮫もいなければ、鰐もいない。
失業保険や保護、補助が山のようにあって、決して溺れ死んだりはしない。
勇気を出して泳げば、必ずや次の船に辿りつくだろう。
ちょっと抽象的過ぎたかな?
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