痛み
民主党の差し出す甘いクッキー「福祉の充実」。
でも本当にこれで良いのだろうか?
当然のこととして「福祉の充実」には金がかかる。
消費税増税の言い訳、まるで錦の御旗のような言葉。
でも本当にこれで良いのだろうか?
福祉が充実すれば「老後」や「弱者」は救われる。
しかし、世の中の人口割合が老人と弱者ばかりになったら、
誰が彼らの福祉を担うのだろうか。
笑い事ではない。
これからの人口分布や、若年労働者の雇用機会の不足を見ていると、
働いている人より、福祉を受け取る側の人が裕福であるという珍妙なことが起きかねない。
必要以上に福祉に厚みを持たせると、
こんな現象があちこちで見られるようになる。
25歳になっても就職先が見つからず、70歳の祖父母に養ってもらっている。
そんなことまで起きかねない。
それでは誰も働かなくなり、最後のツケは「国家破綻」となってしまう。
福祉の仕組みを変えるのは「痛み」であろう。
年金受給額を「減らします!!」
選挙公約で掲げても果たして当選するのかどうか。
しかし、国民もバカではない。
年金を減らし、その分「未来への投資」、
つまり若い人へ配分を増やすことがどれだけ大切かそろそろ解るはずだ。
闇雲に現役世代からの吸い上げ、福祉へ配分する仕組みは限界にきている。
仕組みの変革は、国家の在り方、人生の予定、家族の生活、すべてのものに及ぶかもしれない。
しかし、もうそろそろ始めないと、手遅れになってしまう。
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