未来予想
仕事柄、計画書という種類の書類作成をすることが多い。
「事業計画」「中長期経営計画」「改善計画」「再建計画」「○○プロジェクト」、
名称は様々あるが、ほとんどは将来に対する「予想図」ということでは同じである。
特に「経営計画」「改善計画」となると、
その会社の係数、マーケット事情、過去の経緯、経営者の考えなどを織り込んで、
なかなか分厚いものになる。
また、様々なパラメーターが交錯するため時間もかかり、
急いでも1ヶ月、中には半年かけて作るなどというものまで。
ではでは、そんなに「手間」と「時間」を費やして作った「計画書」、
果たして当たっているのだろうか?
自己否定をするようで辛いのであるが、
実にこれが「当たらない」!!
特にマーケット予想や経済予測の部分は「ハズレ」る。
未来を当てることが、計画書の目的でないのだが、
たまには当たってくれても良いようなもの。
しかし、将来の経済予測は見事にハズレる。
例えば「誰が1年前に現在の原油高」を予想できただろうか?
でも、実は「ハズレ」ることが楽しいのである。
日々変化する経営環境、
その対応こそ「経営」の醍醐味であり、面白さではないか?
SFマンガに、
「未来は無限の選択肢とゆらぎを持つことで、硬直化を回避している」
なんて科白があった。
コメント
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1 ■予想
「これが当たらない!」ってところ、
読んで気持ちが楽になりました。
2 ■無題
皆さん悩んでますよね。
がんばりましょう。